愛知県立芸術大学 大学案内2017-2018
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046カリキュラム教育課程の編成方針 学生と教員の一対一による実技レッスン、合唱やオペラ関連の実技系クラス授業に、音楽芸術言語などの関連科目を加えた多彩な授業科目とキメ細かな指導で、声楽家として必要不可欠な知識と演奏技術を身につけられるようにカリキュラムを編成しています。具体的なカリキュラム構成と特徴● 1年次から4年次まで指導教員との一対一の個人レッスンを通して、声楽家としての基礎である呼吸法や発声から、多彩なレパートリーに対応できる豊かな音楽性、演奏技術までを身に付けます。● 並行して1年次からは「合唱」、3年次には「オペラ基礎」「オペラ重唱」、4年次にはそれらを基にした「オペラ研究」 が必修科目に組み込まれ、幅広い演奏活動を支える基礎能力を養います。音楽学部専門教育科目教養教育科目基礎教育科目専攻科目関連科目四年次三年次一年次二年次英語ドイツ語フランス語イタリア語身体運動・健康科学情報科学心理学芸術論ほか日本音楽史概説西洋音楽史概説A・B・ 西洋音楽史の基礎を把握し、各時代の音楽を理解する。Aではバロック時代までの、Bでは古典は以降の音楽を取り上げる。卒業演奏声楽研究Ⅰ・ 実技レッスン。声楽家としての基礎的な演奏能力を養う。声楽研究Ⅱ・ 実技レッスン。声楽家としての基礎的な演奏能力を養う。声楽研究Ⅲ・ 実技レッスン。声楽家としての基礎的な演奏能力を養う。声楽研究Ⅳ・ 実技レッスン。声楽家としての基礎的な演奏能力を養う。ピアノ奏法Ⅰ・ 充実した個人レッスンにより、ピアノ奏法の基礎を学び、ピアノ作品またはピアノという楽器を知る。ピアノ奏法Ⅳ/スコアリーディング/楽器研究Ⅳ/アンサンブル特講合唱Ⅰ・ 合唱の演奏法を身につける。合唱Ⅱ・ 合唱の演奏法を身につける。合唱Ⅲ・ 合唱の演奏法を身につける。ピアノ奏法Ⅱ・ ピアノ奏法Ⅰで学んだことを更に発展させ、ピアノ演奏の技術を磨き、作品の理解を深めていく。音楽学概説・ 音楽に関するさまざまな研究方法について学ぶ。重唱・ 合唱作品、歌曲、オペラの重唱等の作品を通して、アンサンブルに必要な音楽的語彙、語法を経験する。オペラ研究・ 歌手としてのオペラへの取り組み方の基礎を、オペラを実際に体験することを通して身につける。オペラ重唱・ 歌唱と演技を通して、オペラにおける舞台表現の基礎を体得する。オペラ基礎・ オペラに伴う身体動作の基本的訓練を行う。ソルフェージュA、B・ 基礎的な聴音、初見視唱、様々な音楽の仕組みや形を把握する力を養う。学内発表・ 公開演奏を通して、各人の日頃の研究の成果を発表すると同時に、演奏者としての実践経験を積む。和声Ⅰ・ 3和音の基本形、第1・第2転回形、属七の基本形、第1・第2・第3転回形を学びながら、メロディーとベースラインの関係も理解する。和声Ⅱ・ 転調や借用和音、属七以外の4和音・5和音と転位音を実習して学び、実際の楽曲の和声分析も行う。ソルフェージュC、D /コンピュータ音楽/日本音楽演習/音楽史特講/音楽教育論/音楽心理学/音楽療法/音楽民族学概論/ポピュラー音楽概論/アート・マネジメント/音声学/音楽芸術言語ピアノ奏法Ⅲ/指揮法/合奏/キーボードハーモニー/楽式論/対位法/音楽学特講/オペラ総論/音楽特講/楽器学/管弦楽法/楽曲研究Ⅲ/楽書講読/ピアノ指導法/楽器研究Ⅲ● 外国語に関しては、教養教育科目としての文法や長文解釈などのクラス授業に加え、特に声楽学習者のニーズに応えるものとして、各人が実際に演奏する歌詞の解釈や発音をネイティブ・スピーカーに学ぶ「音楽芸術言語」のクラスを開講するなど、より専門に密着した語学力が養えるよう配慮されています。また外来のアーティストによるレッスンや特別講座、提携校への派遣留学制度などにより、国際的な学修経験を積む機会が設けられています。

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