愛知県立芸術大学 大学案内2017-2018
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061音楽学部ポリシーFaculty of Music's Policy作曲専攻 作曲コース作曲専攻 音楽学コース声楽専攻ディプロマ・ポリシー人材育成目標作曲専攻作曲コースでは以下に挙げる人材の育成を目指しています。● 作曲家・指揮者・演奏家・教育者等、創作能力を生かした活動を通して、社会に貢献し得る人材● 国際的視野に立った芸術・研究活動の展開を目指す人材● 明確な目的意識と強い気概、実力を伴った人間性豊かな人材。卒業までに身につけるべき資質・能力● 作曲家としての専門的な能力● 豊かな感性と、それを表現する技術をもって確かな音楽作品を創作するための表現技法● 将来の幅広い活動を支えるための応用力● 時代を読み解き作曲家として社会に貢献する姿勢学位の授与方針と評価方法最終年次の「卒業作品」を含めた所定の単位を修得した学生を卒業と認め、学士の学位を与えます。● 所定の在学期間の確認、必要単位修得の確認● 卒業作品の評価…専門実技の学修成果を総合的に審査する「卒業作品」では、複数の教員が様々な視点から個々に採点し、それらの集計結果により評価を決定します。カリュキュラム・ポリシー教育課程の編成方針個人指導を中心とした専門実技指導、グループ・ゼミや試演会での創作作品の検証、国内外の音楽家による特別講座、公開講座、レクチャ―・コンサートの開催等により伝統的西洋芸術音楽の方法論から先端的音楽についての分析法、他領域とのコラボレーションの仕方、邦楽・民族音楽へのアプローチ方法、現代社会とアートの関わり方等まで学ぶことができるようカリキュラムを編成しています。具体的なカリキュラム構成と特徴● 徹底した個人指導を中心に、時代やジャンルを問わず様々な音楽の分析(アナリーゼ)や音楽理論を学びつつ、即実践である創作(作曲)へ応用し、グループ・ゼミなどで検証していきます。● 4年の間に独奏曲から管弦楽曲までの規模の作品を書くことが課され、作曲家としての専門的な能力を養います。また電子音楽や複合領域的な作品を制作する場もあり、多様な作品を生み出す環境にあります。これらの作品は「作曲作品演奏会」など、実際に演奏される多くの機会も提供されます。● この他、国内外の音楽家や外国人客員教授による公開講座やレクチャー・コンサート、提携校への派遣留学制度などにより、国際的な学修経験を積む機会が設けられています。教育課程の評価方針・方法● 専門実技試験では、各学生の作品を複数の教員が様々な視点から個々に採点し、それらの集計結果により評価を決定します。● その他の授業科目については、各科目の担当教員がシラバスに定めた方法によって評価します。アドミッション・ポリシー求める人物像● 創作研究に対する、謙虚且つ積極的な姿勢を持っている人● 感性、知性、表現力、独創性、柔軟性、好奇心、国際性等を持っている人● 音楽の創作において必要な基礎的能力を身に付けている人入学前に身につけてほしい学習成果● 基本的かつ十分な作曲能力。特に楽典に基づいた正しい楽譜の読み書きができること、自己の表現したいものを適切な技術で書き表すことができること、和声、対位法等の理論をある程度習得していること● 音楽の基礎的能力(楽曲分析、ソルフェージュ、ピアノ実技等)● 西洋音楽史的な素養、特にバロックから近代までの基本的な楽曲を網羅的に知っていること● 基礎的な学力、語学力(英語)入学試験の基本的な方針・考え方【一般入学試験】● 専門実技試験の結果に加え、音楽の基礎的能力試験 (ソルフェージュ、ピアノ)と大学入試センター試験(外国語、他)の結果を総合して合否を判定します。● 専門実技試験では、作曲家としての資質、技術、表現力をみます。受験者一人一人の作品を複数の審査員が様々な視点から個々に採点し、それらを集計した結果により評価を決定します。【推薦入学試験】● 書類審査(音楽活動記録、調査書他)の後、専攻実技試験、口述試験の結果を総合して合否を判定します。ディプロマ・ポリシー人材育成目標声楽専攻では以下に挙げる人材の育成を目指しています。● 豊かな心を持ち、幅広い教養と高度な専門性を身に付けた声楽家、音楽分野の指導者● 演奏家、教育者、合唱指揮者、研究者等として、広く社会に貢献し得る人材卒業までに身につけるべき資質・能力● 声楽家としての基礎である呼吸法と発声● 多彩なレパートリーに対応できる豊かな音楽性と演奏技術● 演奏する作品に関わる歌詞解釈とその発音法など、専門実技に密着した語学力● 声楽家、音楽指導者に必要とされる基本的な能力学位の授与方針と評価方法最終年次の「卒業演奏」を含めた所定の単位を修得した学生を卒業と認め、学士の学位を与えます。● 所定の在学期間の確認、必要単位修得の確認● 卒業演奏の評価…専門実技の学修成果を総合的に審査する「卒業演奏」は、複数の教員が様々な視点から個々に採点し、それらの集計結果により評価を決定します。カリュキュラム・ポリシー教育課程の編成方針学生と教員の一対一による実技レッスン、合唱やオペラ関連の実技系クラス授業に、音楽芸術言語などの関連科目を加えた多彩な授業科目とキメ細かな指導で、声楽家として必要不可欠な知識と演奏技術を身につけられるようにカリキュラムを編成しています。具体的なカリキュラム構成と特徴● 1年次から4年次まで指導教員との一対一の個人レッスンを通して、声楽家としての基礎である呼吸法や発声から、多彩なレパートリーに対応できる豊かな音楽性、演奏技術までを身に付けます。● 並行して1年次からは「合唱」、3年次には「オペラ基礎」「オペラ重唱」、4年次にはそれらを基にした「オペラ研究」 が必修科目に組み込まれ、幅広い演奏活動を支える基礎能力を養います。● 外国語に関しては、教養教育科目としての文法や長文解釈などのクラス授業に加え、特に声楽学習者のニーズに応えるものとして、各人が実際に演奏する歌詞の解釈や発音をネイティブ・スピーカーに学ぶ「音楽芸術言語」のクラスを開講するなど、より専門に密着した語学力が養えるよう配慮されています。また外来のアーティストによるレッスンや特別講座、提携校への派遣留学制度などにより、国際的な学修経験を積む機会が設けられています。教育課程の評価方針・方法● 専門実技試験では、各学生の演奏を複数の教員が様々な視点から個々に採点し、それらの集計結果により評価を決定します。● その他の授業科目については、各科目の担当教員がシラバスに定めた方法によって評価します。アドミッション・ポリシー求める人物像● 豊かな感受性、想像力を備えている人● 演奏家としての資質を備えている人● 積極的に学び、音楽界、芸術教育界を将来担うべく意欲旺盛な人入学前に身につけてほしい学習成果● 専門実技能力…学ぶ上で大切にして欲しいことは、第一に自主的に学ぶ姿勢と、積極的に表現しようとする姿勢です。そして、各人の資質に応じた無理のない発声を身につけ、音楽と言葉に対する感性を磨くよう努力して下さい。● 音楽の基礎的能力…基礎的な読譜力と、ピアノの演奏能力を身につけてきて下さい。また音楽についての知識を積極的に吸収するよう心がけて下さい。● 基礎的な学力、語学力…歌詞を歌う声楽においては、日本語を含む語学力は必要不可欠なものです。加えて作品の背景を知る為にも、歴史や文学に関する基本的な知識を身につけて下さい。入学試験の基本的な方針・考え方【一般入学試験】● 専門実技試験の結果に加え、音楽の基礎的能力試験(ソルフェージュ、ピアノ、楽典)と大学入試センター試験(外国語、他)の結果を総合して合否を判定します。● 専門実技試験では、演奏家としての資質、技術、表現力をみます。個々の受験者の演奏を複数の審査員が様々な視点から個々に採点し、それらを集計した結果により評価を決定します。【推薦入学試験】● 【書類審査(音楽活動記録、調査書他)の後、専攻実技試験、音楽の基礎的能力試験の結果を総合して合否を判定します。ディプロマ・ポリシー人材育成目標作曲専攻音楽学コースでは以下に挙げる人材の育成を目指しています。● 音楽・芸術に対する豊かな知的好奇心・感受性を持ち、社会に貢献できる人材● 音楽の学問的研究およびそれに関連した業務に携わる人材卒業までに身につけるべき資質・能力● 卒業後に、一般および音楽関連企業への就職、教職(中高)および研究職(大学)、国内外への進学など様々な活動を行うための基盤となる能力● 語学をはじめ、実技や理論など幅広い知識と経験学位の授与方針と評価方法最終年次の「卒業論文」を含めた所定の単位を修得した学生を卒業と認め、学士の学位を与えます。● 所定の在学期間の確認、必要単位修得の確認● 卒業論文の評価…専門実技の学修成果を総合的に審査する「卒業論文」は、音楽学コースの教員が合同で審査・採点し、合議により評価を決定します。カリュキュラム・ポリシー教育課程の編成方針学部から博士前期・後期課程への一貫性を見据え、少人数であることを生かしたゼミ形式によるキメの細かい教育を行い、一般および音楽関連企業への就職、教職(中高)および研究職(大学)、国内外への進学などさまざまな進路につながる授業科目、教育体制を編成しています。具体的なカリキュラム構成と特徴● 1年次、2年次で音楽学の基礎的な方法論を学びます。● 3年次から各自のテーマに基づく研究に取り組み、4年次で卒業論文を完成させます。● その過程において語学をはじめ、実技や理論を修得し、そして特別講座や総合ゼミを通じて幅広い知識と経験を身につけていきます。● また国外の研究者・アーティストによるゼミや講演、提携校への派遣留学制度などにより、国際的な学修経験を積む機会が設けられています。教育課程の評価方針・方法● 講義やゼミ等の授業は、それぞれ各授業の担当教員の定めた方法によって評価します。●その他の授業科目については、各科目の担当教員がシラバスに定めた方法によって評価します。アドミッション・ポリシー求める人物像● 音楽に対する知的好奇心をもっている人● 音楽を研究する上で必要な基礎的能力を備えている人● 芸術に対する豊かな感受性をもっている人入学前に身につけてほしい学習成果● 音楽の基礎的能力(ソルフェージュ、ピアノ、楽典)● 基礎的な学力、語学力● 論理的思考力および表現力入学試験の基本的な方針・考え方【一般入学試験】● 論理的思考力および表現力をみる論述・口述試験の結果に加え、音楽の基礎的能力試験(ソルフェージュ、ピアノ、楽典)と大学入試センター試験(外国語、他)の結果を総合して合否を判定します。【推薦入学試験】● 書類審査(音楽活動記録、調査書他)の後、音楽学の基礎的能力(英語力を試す出題を含む)、楽器演奏、音楽の基礎的能力試験、口述試験の結果を総合して合否を判定します。

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