愛知県立芸術大学 大学案内2019-2020
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027基礎からじっくり学べる共通基礎 現在のデザインの世界は幅が広がり、また高度化しています。そんな時代だからこそ、どんなデザインの世界にも共通する基礎的な力を身につけることが大切になっています。1年生から2年生前期までは専門のデザイン領域に分かれず共通の課題に取り組み、どのようなデザイン領域にも対応できる基礎的な造形力や表現力を身につけます。やりたいとこができる課題選択制 現在のデザインの現場は多様なデザイン分野が絡み合って成り立っているので、デザイナーにはトータルな視点が求められます。デザイン専攻の2年後期からのカリキュラムは、多様なデザイン領域の課題から自由に課題を選択することができるので、幅広い視点と自身の志向にあった能力を獲得することができます。また、複数のデザイン領域にまたがる課題があり、よりトータルな視点とスキルを身につけることができます。デザイン専攻Design■美術学部■デザイン・工芸科■デザイン専攻専攻概要カリキュラム デザインは人の生活を創造性豊かに導き、快適で美しく、心地よいモノ、場、空間、情報等を、時代をふまえて社会へ提案する研究領域です。この専攻においては、視覚伝達デザイン、プロダクトデザイン、環境デザイン、メディアデザインの4つのデザイン領域を縦糸に、デザイン方法論や理論を横糸として、人々の多様な生活様相や先進的技術に対応できるデザイン概念の構築とそれを具現化する技術の修練としての実技を軸としたカリキュラムを構成しています。また、幅広い総合力のある人材育成を目的としてデザインの基礎教育の充実とともに、実技課題だけでなく、多様な専門領域の知識や技術の習得のために社会で活躍する各分野の専門家による講義や現場見学、調査等を行っています。特に近年では工業化社会から情報化社会そして循環型社会へと移行するなかでデザインの重要性が高まっていることから、新しい文化の創造性に貢献する方法や手法を審美的視点からさまざまなデザイン領域で研究活動を行っています。教 員加藤 芳夫KATO, Yoshio客員教授商品化デザイン中島 聡NAKASHIMA, Satoshi教 授プロダクトデザイン関口 敦仁SEKIGUCHI, Atsuhito教 授デザイン理論水津 功SUIZU, Isao教授環境デザイン柴崎 幸次SHIBAZAKI, Koji教授メディアデザイン石井 晴雄ISHII, Haruo教授メディアデザイン今尾 泰三IMAO, Taizo准教授視覚伝達デザイン森 真弓MORI, Mayumi准教授メディアデザイン夏目 知道NATSUME, Tomomichi准教授環境デザイン佐藤 直樹SATO, Naoki准教授視覚伝達デザイン本田 敬HONDA, Takashi准教授プロダクトデザイン春田 登紀雄HARUTA,Tokio准教授視覚伝達デザイン非常勤講師約120名

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