愛知県立芸術大学 大学案内2019-2020
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054カリキュラム教育課程の編成方針 個人実技レッスン、室内楽、弦楽合奏、オーケストラなどのアンサンブル系の授業を中心に、基礎の徹底から多くの演奏体験などにより、洞察力を持ったプロフェッショナルな表現力、応用力の習得ができるようなカリキュラムを編成しています。具体的なカリキュラム構成と特徴 1年次より4年間一貫して行われる充実した個人レッスンと同時に、アンサンブル教育の重視がコースの特徴です。◦弦楽四重奏を中心とした弦楽器コースの授業でアンサンブルの基礎を学び、より規模の大きなアンサンブルである弦楽合奏、さらにオーケストラの授業へと発展させていくことで、より深く音楽の本質を学ぶと同時に、主体性をもって多様な人々と協働して学音楽学部専門教育科目教養教育科目基礎教育科目専攻科目・関連科目四年次三年次一年次二年次英語ドイツ語フランス語イタリア語身体運動・健康科学情報科学心理学芸術論ほか日本音楽史概説西洋音楽史概説音楽学概説ソルフェージュC学内発表和声Ⅱピアノ奏法Ⅱ楽器研究(弦)IV/楽器研究(管打)IV/ピアノ奏法Ⅳ/楽器研究(鍵盤)Ⅱピアノ奏法Ⅲ/指揮法/声楽/合唱/楽式論/対位法/音楽学特講/オペラ総論/音楽特講/音声学/楽器学/管弦楽法/楽曲研究Ⅲ/楽書講読/ピアノ指導法/楽器研究(鍵盤)Ⅰ/楽器研究(弦)Ⅲ/楽器研究(管打)ⅢソルフェージュD/キーボードハーモニー/スコアリーディング/コンピュータ音楽/日本音楽演習/音楽史特講/音楽心理学/音楽療法/音楽民族学概論/ポピュラー音楽概論/アートマネジメント/楽器研究(弦)II/音楽芸術言語楽器研究(弦)I/日本音楽史概説和声ⅠソルフェージュA、Bピアノ奏法Ⅰ卒業演奏(4年間の学修の集大成としての演奏を行う。)オーケストラⅠ-Ⅳ・第一線で活躍する指揮者のもと、プロのオーケストラ同様に行われるリハーサルが授業の基本。・他に弦楽器、管打楽器の教員も指導スタッフとして加わる。・定期演奏会、春と秋の特別演奏会、9月のポピュラークラシックコンサートなど1年間で多くのプログラムを演奏する。・基本的に2年次からの履修とする。弦楽合奏Ⅰ-Ⅳ・各パートの分奏やトップ分奏を丁寧に行い、室内楽を拡大したような緻密な弦楽アンサンブルを目指す。1-2年が必修で、3-4年が選択。これまでにバルトーク「弦楽のためのディヴェルティメント」、ブリテン「F.ブリッジの主題による変奏曲」、シューベルト(マーラー編曲)「死と乙女」、メンデルスゾーン「弦楽のための交響曲」、ヘンデル「合奏協奏曲」などを演奏。・1月に定期演奏会を行う。室内楽Ⅰ-Ⅳ・アンサンブル教育の根幹をなすもので、弦楽四重奏が中心。音程の合わせ方や響きの作り方、緻密で豊かな表現を養う。・1年次でハイドン等、2年次ではモーツァルト等の作品、3-4年次ではクラシックから近現代までの作品を自由選択する。コントラバスは二~四重奏や他の楽器との組み合わせによる室内楽曲、ハープは他の弦楽器、管楽器との室内楽曲を取り上げる。・2月に定期演奏会を行う。弦楽器奏法の研究Ⅰ-Ⅳ・1年次では、まず基礎技術を整えることに主眼を置き、4年間でバロックから近現代までの作品の研究ができるよう配慮しつつ、演奏能力、表現力を養う。・学内演奏会、定期演奏会、卒業演奏会で研究発表を行う。ぶ態度を身につけます。◦室内楽・弦楽合奏・オーケストラそれぞれにおける定期演奏会・学内演奏会などの多くの演奏機会により演奏家としての経験と姿勢を学び、さらに外来のアーティストによるレッスンや共演、提携校への派遣留学制度などにより、国際的な学修経験を積む機会が設けられています。

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