愛知県立芸術大学 大学案内2019-2020
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069音楽研究科博士前期課程Graduate School of MusicMaster's Course■大学院音楽研究科■音楽専攻研究概要 専攻・コースの枠を越えた、柔軟で横断的な研究教育システムの構築をめざして2007年度に実施された音楽研究科の修士課程の改組により、従来の3専攻6コース(作曲〔作曲・音楽学〕、声楽、器楽〔ピアノ・弦楽器・管打楽器〕)の区分が見直されて単一専攻となり、そして2009年度博士後期課程の設置により、修士課程は博士前期課程となっています。これによって、研究科が学際的な研究に対応できる体制となっただけでなく、個々の学生にとっては、それまで培ってきた専門性をさらに高めるとともに、領域横断的な研究を行うことが可能になりました。 具体的には1専攻7研究領域(作曲・音楽学・声楽・鍵盤楽器・弦楽器・管楽器・打楽器)を擁し、さまざまな領域に属する研究室が美術研究科、さらに教養教育の研究室とも連携した授業を開講しています。そのように領教 員作曲領域久留 智之(作曲)/小林 聡(作曲)/山本 裕之(作曲)/成本 理香(作曲)〈非常勤講師〉寺井 尚行(特殊研究)/長江 和哉(特殊研究)/北爪 道夫(現代の音楽)/坂田 直樹(特殊研究)/ジョン・コール(特殊研究)音楽学領域井上 さつき(音楽学・西洋音楽史)/安原 雅之(音楽学・西洋音楽史)/東谷 護(ポピュラー音楽・音楽社会学)〈非常勤講師〉七條 めぐみ(特殊研究)野間 晴久(アート・マネジメント)声楽領域戸山 俊樹(バス)/末利行(バリトン)/中巻 寛子(メゾ・ソプラノ)/森川 栄子(ソプラノ)/川島 幸子(ソプラノ)/初鹿野 剛(バリトン)〈非常勤講師〉相可 佐代子/大槻 孝志/岡嵜 智恵子/小泉 詠子/佐竹 由美/五月女 智恵/田島 茂代/升島 唯博/馬原 裕子/三崎 今日子/三輪 陽子/渡部 純子/佐藤 正浩(指揮)/辻 博之(指揮)/飯塚 励生(演出)/山本 敦子(コレペティートル)/石山 英明(コレペティートル))鍵盤楽器領域イリーナ・チュコフスカヤ(ピアノ)/熊谷 恵美子(ピアノ)/北住 淳(ピアノ)/掛谷 勇三(ピアノ)/内本 久美(ピアノ)/鈴木 謙一郎(ピアノ)/中尾 純(ピアノ)武内 俊之(ピアノ)〈非常勤講師〉安井 直子(チェンバロ)/吉田 恵(オルガン)/小坂 圭太(室内楽)弦楽器領域フェデリコ・アゴスティーニ(ヴァイオリン)福本 泰之(ヴァイオリン)/白石 禮子(ヴァイオリン)/桐山 建志(ヴァイオリン)/花崎 薫(チェロ)/渡邉 玲雄(コントラバス)〈非常勤講師〉沼田 園子(ヴァイオリン)/植村 太郎(ヴァイオリン)/百武 由紀(ヴィオラ)/木村 茉莉(ハープ)管楽器領域橋本 岳人(フルート)/トン・ブルックス・ノブオ(クラリネット)/井上 圭(トランペット)/倉田 寛(トロンボーン)〈非常勤講師〉田中 靖人(サクソフォーン)域を越えた2つ以上の研究室が共同で企画立案し、開設する授業は「プロジェクト」と呼ばれ、複合芸術プロジェクト(美術学部と連携して開設されるプロジェクト─オペラ、アートマネジメント)、音楽プロジェクト(室内楽、オーケストラ、ウィンドオーケストラ)が実施されています。音楽に対する社会の潜在的なニーズは大きく、それは地域貢献にも直接つながっているという観点に基づき、音楽研究科博士前期課程では真の意味での音楽芸術のプロとしての能力を磨くことを重視し、自らの才能と技術を生かしてニーズを掘り起こし、作り出すことができるような人材の育成を目指しており、アートマネジメントの講座を新設するなど、学生ひとりひとりの資質や興味を最大限伸ばす教育を「オーダーメード」で行っています。 取得できる学位は修士(音楽)です。打楽器領域深町 浩司(打楽器)教養教育等水野 留規(特殊研究・原典研究・イタリア語)/井上 彩(原典研究・英語)/大塚 直(原典研究・ドイツ語)/数森 寛子(原典研究・フランス語)〈非常勤講師〉ロムアルド・バローネ(特殊研究)オーケストラ松尾 葉子(オーケストラ)/高関 健(オーケストラ)〈非常勤講師〉小森 康弘(オーケストラ)/太田 弦(オーケストラ)

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