愛知県立大学 日本文化学部 学部案内2019
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奈良・大神神社日本文化学部 School of Japanese Studies専門科目のほとんどは少人数授業です。教員と学生の距離は、時に近く、時に遠く、身近でありかつ切磋琢磨する間柄です。学年を超えて同じ教室で受ける授業もあります。関心ある分野を中心に自分で時間割を組んで、計画的に「歴史文化」を極めてください。◆学科旅行毎年初夏の頃に、1泊2日の〈新入生歓迎旅行〉を実施しています。これは、教員の解説で歴史遺産や地域文化に触れつつ、新入生が互いに、また教員や上級生との親睦を深める機会です。人の輪を作り、歴史文化についての知見を新たにする機会になります。このほか、ゼミ単位で旅行や調査に行くこともあります。講義は、教員が自分の研究に即して一生懸命に準備してきますから、個性ある授業内容を、学生はぜひ主体的に受けとめてください。歴史文化コースと社会文化コースの両方にまたがって授業を選択しつつ、自らの関心に従って徐々に専門を絞ります。一年次から専門科目で学び、基礎から積み上げます。「日本史学」や「現代日本社会論」の他、古文書や地図等を扱う「歴史文化資料学」「文書演習」、フィールドワークも行う「資料調査法」等が特色ある科目です。◆卒論中間報告会ゼミの一環です。また、研鑽し合う学科の一大イベントです。卒論に取り組む学生の個性的な発想や分析力、さらに思考や人格が交差する場です。真理の高峰を目指す苦しい努力が、いかに尊い経験であるかを実感し合う、大事な機会です。4年生は頑張っています。聞き手である教員・学生との問答は必見です。◆卒業論文学生生活の総仕上げで、4年生全員が書きます。原稿用紙で40枚以上の力作揃いです。たとえば、こんなタイトルです。「現代社会における「モノ」についての考察」「幕末維新期桑名藩の動向についての一考察」「琵琶法師の成立」「権力体が呼びだす虚構的国家像」「近世都市の機能変化と展開」「岐阜県における明治20年代の災害と人々の動き」「靖国神社合祀問題」「平安時代の女房」専門科目のに近く、時超えて同じ分で時間割授業の風景学科旅行年初夏の頃に、1泊2日の〈新生歓迎旅行〉を実施していまこれは、教員の解説で歴査法」等が特色ある科目です。学科の行事愛知県立大学には、学生が自分たちの関心に応じてテーマを設定し、グループで調査型研究や提案型研究を行う「学生自主企画研究」があります。学部生・大学院生ともに積極的に参加し、高い評価を得ています。知県立大学、学生が自分たちの関心に応じてテーマを設定グループで調査型研究や提案型研究を行う「学主企画研究」があります。学部生・大学院生と自主的な研究活動・愛知県史の再発見─延命寺所蔵文献調査を手掛かりに─ ・人口減少社会における自治体の公的サポートの実態把握─愛知県2自治体の統計的調査〈研究テーマの例〉14

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