愛知県立大学 大学案内 2022
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長久手市大学連携推進ビジョン「地域の歴史を読み、町並み保存を考える」(日本文化学部歴史文化学科・服部亜由未准教授) 自主的かつ多様な学びの機会が得られるよう、愛知県や他の自治体、地元産業界、地域社会等との共同による実践型教育(PBL(Project Based Learning)やアクティブ・ラーニング、フィールドワーク)を実施しています。 たとえば、本学独自の「学生自主企画研究」助成金や県内の自治体の大学連携の助成金等を活用して、学生が主体的に地域の課題発見や課題解決に取り組み、その成果を愛知県主催の「愛知県地域づくり活動フォーラム」において毎年報告しています。 また、本学は平成29年に愛知県が策定した「あいちオレンジタウン構想」に基づく「あいち認知症パートナー大学」として登録しています。希望する学生は、「認知症に理解の深いまちづくり」の実現に向けて、「認知症サポーター養成講座」を受け、地元自治体や地域住民とともに「認知症カフェ」の運営などの支援活動に継続的に関わっています。 そして、本学のキャンパスが位置する長久手市とは、本学を含む市内4大学(愛知県立芸術大学、愛知医科大学、愛知淑徳大学)との包括協定のもと、「長久手市大学連携基本計画:大学連携推進ビジョン4U(ふぉーゆー)」をすすめています。自治体、地域住民、4大学の学生・教職員が一体となって、学生と地域がつながるまちづくりを考えるワークショップ等を毎年開催しています。 さらに、愛知県・東海地域の「ものづくり」の良さを広く発信するため、地元企業と学生の共同による企画立案や広報提案を行うなど、企業と大学が連携した取り組みも実施しています。地域、企業との連携実践型教育で、地域、企業と大学を結ぶ09AICHI PREFECTURAL UNIVERSITY 2022

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