愛知県立大学 大学案内 2022
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田中仁美さん 2009年度卒業第71期在外公館派遣員在マリ日本国大使館 勤務 大学で学んできたフランス語を充分に活かせる職に就きたいと考え、在マリ大使館で派遣員として勤務しました。アフリカのフランス語圏では多くの女性が活躍しています。日本やヨーロッパのような先進国とは全く異なる環境に身を置くことで多くの発見もあり、多岐にわたる業務にも大変やりがいを感じました。帰任後は自治体職員として、国際機関や海外自治体との連携事業、海外へのプロモーションに関する業務等を担当しています。 卒業生の声異文化理解に優れ、国際的判断力を発揮できる人材高度なフランス語能力と、フランス本国のみならずアフリカを始めとする他のフランス語圏に関する多角的な知識と分析能力先輩インタビューフランス語III(会話/作文)、教科教育法(フランス語)、上級講読(フランス語圏歴史・社会/政治・経済/文学・文化、フランス語学)(3~4年次設置)、上級フランス語(時事/翻訳・通訳)(3~4年次設置)、研究演習(フランス語学、フランス語圏文学・文化/歴史・社会/政治・経済)(3~4年次設置)、ヨーロッパ共通研究演習(3~4年次設置)、ヨーロッパ共通各論(3~4年次設置)主なカリキュラム専門的なフランス語に親しみ、「言語・文化」「社会」の2コースに分かれて研究に取り組むネイティブによる「フランス語III(会話)・(作文)」「上級フランス語(時事)(翻訳・通訳)」と「上級講読」で、専門的な語学力を伸ばす。他方、専門分野でコース別となる「研究演習」では、ゼミ形式で特定のテーマを研究する。フランス語IV(会話/作文)、卒業論文、海外協定大学修得科目(1~4年次設置)主なカリキュラムフランス語運用能力の完成を目指すと共に、専門研究を卒業論文に結実させるネイティブによる「フランス語IV(会話)(作文)」や「上級フランス語」で、エキスパートとしての語学力の完成を目指す。「研究演習」での学修を通して、自分が選択したテーマに関する研究を深め、卒業論文にまとめる。3年次4年次卒業後 県大が締結している学術交流協定により、リール大学、トゥールーズ大学、ロレーヌ大学(以上フランス)、ブリュッセル自由大学(ベルギー)、ケベック大学(カナダ)と交換留学を行っており、計11名を毎年派遣しています。また、フランス政府留学局とも協定を結び、フランス国内の諸大学が実施する短期語学研修プログラムに参加する場合、日本学生支援機構の海外留学支援制度奨学金への申請が可能となっています。フランス語圏への交換留学・短期留学についてヨーロッパ学科・フランス語圏専攻言語・文化コース和歌山県立向陽高校 出身畑中杏太 さん専攻の授業は基本的に10数名ほどの少ない人数での授業なので、先生と話す機会の多さや質問のしやすさなどのメリットがあります。県大を選んだ理由元から語学が好きで、英語のほかにもう一つ違う言語を学びたいと思い担任の先生に相談した際に、県大を勧めていただいたことがきっかけです。県大の魅力・よいところキャンパスは比較的綺麗で、自然豊かです。全体的な雰囲気として落ち着いているので過ごしやすい場所だと思います。人がたくさんいる大学ではないですが、クラブやサークルに所属すれば他学部・他学科と接する機会も増えて、もっと楽しい学生生活を送れるように思います。学生生活で一番の思い出、頑張ったこと約一年を海外で過ごせたことです。自分はファームステイをしていたのですが、様々な地方や地域を訪れ、たくさんの人と出会い、色んな体験することが出来たのはとても良い思い出です。その内のほんの一部なんですけれどもステイ先の方と観光したり、一緒にホームパーティしたり、地域のお祭りに参加したりもしました。学生生活で身についたと感じていること自分がやりたいことや、どういう人になりたいかを具体的に考える力がついたことです。高校までは曖昧にしか捉えられなかった将来の自分を在学中に沢山の人と出会い、色んな体験をすることで自分が好きなこと、将来自分はどういうことをしてみたいのかを昔よりも具体的に考えられるようになりました。キャンパスでのおすすめ施設・場所図書館の裏にある小さな丘。静かで個人的に好きな場所です。どんな課外活動をしていますかフランスに約1年間留学していました。県大を希望する受験生へのメッセージ大学では楽しいことがたくさん待っています。合格目指し頑張ってくださいね。科目」でより高度な学修を行う。3年から「言語・文化コース」「社会コース」に分かれ、特定のテーマを研究し卒業論文に結実させる。19SCHOOL OF FOREIGN STUDIES

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