愛知県立大学 大学案内 2022
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社会福祉学科のさらに詳しい内容はホームページへ社会福祉学科|教育福祉学部DEPARTMENT OF WELFARE SCIENCE 社会福祉学は、人文科学や社会科学などを基盤とした総合科学です。そこで、本学の社会福祉学科では、社会や人間を理解するための基礎的な理論や実践として社会学、心理学などを学び、それらを基盤として体系的に社会福祉学を学べるようにしています。 社会福祉の課題は、虐待されている子ども、低所得の高齢者、常時介助を必要とする障害者のみならず、不安定雇用の外国籍住民、ひきこもりの若者、介護のために離職を余儀なくされた中高年などへの支援と、近年、多様化しています。このように多様化する課題を解決に導くスペシャリストとなるために、対人援助から政策立案や活動実践までに必要な、ソーシャルワークの理論と方法を学んでいきます。 私たちは、福祉サービスの利用者が、その有する個性や能力に応じて尊厳を持った自立生活を営めるように、綜合的かつ包括的に援助できる人材や、地域の福祉課題の把握や社会資源の調整・開発など、地域福祉の増進に働きかけられる人材の育成を目指しています。社会と人間を理解する分析力コミュニケーション力課題を解決に導く実践力心理学概論Ⅰ、心理学概論Ⅱ、医学概論、精神保健学、現代社会論、教育発達学(教育)、教育発達学(心理)、教育福祉学基礎論、教育福祉学基礎演習、ソーシャルワーク論ⅠA、ソーシャルワーク論ⅠB、ソーシャルワーク演習Ⅰ、社会福祉事業史、社会福祉学概論Ⅰ、子ども家庭福祉論Ⅰ、子ども家庭福祉論Ⅱ、障害者福祉論、公的扶助論主なカリキュラム人文・社会科学の知見を幅広く学ぶと同時に、社会福祉学の全体像を理解する心理学や社会学などを学んで社会や人間を理解するための土台を築きながら、児童福祉論や障害者福祉論などを学んで、社会福祉の基本的な課題を把握できるようにしていく。文献講読、社会調査法、ソーシャルワーク論Ⅱ、ソーシャルワーク演習Ⅱ、ソーシャルワーク実習指導Ⅰ、社会保障論、高齢者に対する支援と介護保険制度、地域福祉論、児童養護論、児童養護実践論、生涯教育、発達心理学、子ども家庭支援の心理学、臨床心理学、精神医学主なカリキュラム社会福祉学の専門的な知見を学ぶと同時に、学術的な議論の方法を学ぶソーシャルワーク実践に必要な知識や技術などの習得を目指した専門的な学びが始まる。また、文献講読によって学術論文を読み解き、高度な専門知識を得ながら、学術的な議論の方法を習得できるようにしていく。1年次2年次学べるチカラ4年間の学びの流れゴールは、知識と経験を融合させて、豊かな人間性を身につけること。そこに向かって、まずは基礎的な理論や実践を学ぶことからスタートします。教育福祉学部 教育発達学科 | 社会福祉学科42

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