愛知県立大学 学報 vol.1
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|看護実践センターからのMEMO|看護学部では看護師を目指す学生に認知症患者への正しい対応方法を学んでもらうため、認知症の人の態度や思いを表現できる人材を育成する全国的にも珍しい「認知症模擬患者養成講座」を開講しています。その他、看護研究のスキルアップや外国人患者への対応などより実践的なセミナーも開催しています。詳細は、看護実践センターHPへ 【www.nrs.aichi-pu.ac.jp/nursing/】|地域と大学|8子育てひろば ~もりっこやまっこ~ 「子育てひろば もりっこやまっこ」は、守山キャンパスで実施している子育て支援事業です。看護学部の体育館を開放し、3歳までの就園していないお子さんとその保護者の方が、一緒に遊んだり、友達をみつけたり、育児に役立つ情報を得たりするひろばを提供しています。 「もりっこやまっこ」は、平成19年に「魅力あふれる大学づくり事業」の一環として始まりました。その後、大学の教職員だけでなく、地域の保育士さん、看護師さんなどもスタッフとして加わり、大学の地域貢献活動として、また学生の学習や研究の場として発展し、平成28年度は延べ1400組を超える家族にご利用いただきました。 「もりっこやまっこ」には2つのプログラムがあります。「自由ひろば」では、おままごと、積み木などのおもちゃや、滑り台、トンネル、乗り物、ボールプールなど体を動かす遊具を用意しています。保育士さんによる親子遊びや紙芝居なども行われます。 「もりっこやまっこサロン」では、トイレトレーニング、虫歯予防、子どもの事故防止など子育てに役立つ講座や、言葉ができない赤ちゃんとお話しするベビーサイン体験教室、おもちゃ作り、救命処置講習会などを実施してきました。 たくさんの皆様に支えられ、今年「もりっこやまっこ」は10周年を迎えました。これを記念して、9月28日(木)に記念行事を行い、大勢の方々が参加してくださいました。これからも、「もりっこやまっこ」事業を通して、地域の子育て支援に貢献していきたいと考えています。 もりっこやまっこ10周年記念行事では、午前中に特別な遊びのコーナーを設けた「もりっこやまっこお誕生会」を、午後には本事業立ち上げに関わった先生をお招きし、「10周年記念講演会」を開催しました。 「もりっこやまっこお誕生会」では、人形劇、パネルシアター、プラバン作りや手作りおもちゃで遊ぶコーナーなどを設け、また保育園の園長先生による乳幼児の育児に関する講演や、ベビーマッサージの講習もあり、いつにも増してたくさんの親子が思い思いのコーナーで楽しく遊びました。 また、「10周年記念講演会」では、本学在職中にこの活動の立ち上げに関わった髙橋弘子先生(北海道科学大学教授)と、岡田由香先生(日本福祉大学教授)をお招きし、立ち上げの経緯や現代の母と子の課題とその支援について、お話しいただきました。子育て支援に係っている保育士、看護師、助産師、保健師や民生委員の方々など、60名を超える参加者とともに、親子のニーズを探り、みんなで子育て支援のあり方を考える時となりました。

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