秋田県立大学広報誌 イスナ VOL.23
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座談会の様子はコチラから聴講生制度・科目等履修生制度とは? 一般県民の皆さんに広く学習の機会を提供するため、「特定の授業の単位修得を目的とする科目等履修生」と「単位修得を目的としないが授業を聴講する聴講生」の制度を設けています。前期(4月入学)と後期(10月入学)の年2回、若干名募集しています。生涯学生制度とは?本学卒業生のサポートを目的とした制度です。生涯学生として登録した卒業生は、図書館の利用や教員による勉学指導・助言を受けることができます。その他にも無料で講義を聴講できるなど、卒業生の生涯学習のニーズに幅広く応える制度です。<本制度の問い合わせ>本荘キャンパス 学生・アドミッションチーム(TEL:0184-27-2100)秋田キャンパス 学生チーム(TEL:018-872-1500)○岡田曙さん 若い学生の足を引っ張らないように座席はいつも前に座り、一生懸命、先生の話を聴講しています。昭和20年代、大学に入れる女性は少数。今、健康に恵まれ、大学生として若い学生と一緒に学ぶことができて幸せです。心も体も若返ります。○小野由紀子さん 最初は、授業で当てられるのがドキドキでした。同期入学の仲間と励まし合いながら何とか乗り切り、レポートも徹夜で頑張りました。農業の知識が増えたことで、農業者の方に的確にアドバイスできるようになりました。○藤原松子さん レポートは若い学生はパソコンで1枚に仕上げますが、私は手書きで5枚、6枚と徹夜で仕上げる時もあります。先生によっては容赦なく授業中に当てるので、死に物狂いで勉強します。農薬・肥料の様々な知識や技術が習得できて、今では近所のおばあさん達には負けないくらい収穫できるようになりました!○岡田曙さん 健康である限り県大で学び続け、学んだ新しい知識を地域に還元するのが目標です。週2回、仲間との卓球を楽しみ、試合にも出場しています。シニアオリンピック目指したいです!(冗談)こうした交流の中でも、栄養士として「健康寿命を延ばしましょう!」と呼びかけています。○小野由紀子さん デザイナーとして生活にデザインを役立てることが本来の目標ですが、その中で多くの農業者と出会い、農業に触れ合うと、秋田県の美味しい食べ物などに改めて気が付きます。もっともっと知識を吸収し蓄えて、秋田の農産物を商売に繋げるようサポートをしていきたいです!○藤原松子さん 田植え機やコンバインなど農業機械を扱えるようになることが最終目標です。授業や実習の中では分からないことが山ほど出てくるのですが、先生が親身に教えてくれるので、一つずつ新しいことを吸収して夢の実現に向けて頑張ります!小林学長 学びやアイディアに年齢は関係ありません。豊かな人生経験を経てからの学びは、若い頃とは一味違った出会いや発見をもたらしてくれるに違いありません。思う存分、本学で学んでください!吉澤副学長 若い学生達は、異なる価値観を持った社会経験豊かなシニア学生と一緒に学ぶことで、大いに刺激され勇気をもらっています。今後も授業が活性化することを大学として期待しています!③今後の目標、   将来の夢は?②授業の感想や 役立ったことは?区分科目等履修生聴講生授業料1単位14,800円1単位7,400円入学料28,200円28,200円入学検定料9,800円9,800円学長・副学長からのメッセージ04

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