秋田県立大学 システム科学技術学部 情報工学科
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人間支援情報工学講座■研究グループと研究内容メディア情報処理研究グループ音声・音響信号処理、複数感覚による知覚、音場制御、仮想現実感、画像情報処理、知覚情報処理 “あたかもその場に居るかのような”非常に高い臨場感を提供したり、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)に役立てられる音作りを研究しています。例えば自分の部屋に居ながらにして、著名なコンサートホールで演奏を聴いているかのような、あるいはサッカースタジアムで本当に試合を観戦しているかのような体験を実現するための、収音、伝送、再生技術の研究を進めています。知覚情報処理 主に映像を対象として安全で快適な人間の生活を支援するシステムについて研究しています。 たとえば、画像処理技術や仮想現実技術を用いて、運転者や歩行者の認知能力を計測し、交通事故を予防するためのシステムの実現を目指しています。また、破損等により傷やシミが入りこんだような画像に対し、不要部分を違和感なく取り除く画像修復についても研究しています。メディア信号処理 聴覚のしくみを他の感覚との関連性を含めて解明する「聞こえを探る」研究、その知見に基づいてさまざまな音環境を仮想的に合成する「聞こえを創る」研究、さらにその聞こえを理解した上で「音環境を伝送」するための信号処理技術の研究を行っています。 また、静止画や動画の画像情報から、人や物体などの特徴を見つけ出して認識や解析を行ったり、画質を改善するなどの画像処理技術に関する研究、人の視聴覚がどのように知覚するかを工学の技術を使って解明する研究により、安全で快適な人間の生活を支援するシステムの開発を目指しています。臨場感溢れる音環境を仮想的につくりだす研究聞こえを理解した上で「音環境を伝送」するための信号処理技術の開発 深層学習等の画像認識技術を用いた、歩行者を交通事故から守るための技術の研究現実世界の情景から人や物を見つけ出す画像処理の研究※QRコードをスマートフォンなどで読み取ると、「360°VRパノラマ写真」により、キャンパスの様子をご覧いただけます。Akita Prefectural University 20194

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