秋田県立大学 システム科学技術学部 経営システム工学科
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 「経営システム工学科」は文系の経営学と何が違うのかと疑問を持たれることがありますが、経営を数理的かつ工学的に行う点で文系の経営とは差別化されています。また、鳥瞰的視野を持って外部環境を理解するところが他の経営工学科と異なる特長を持っています。企業は利益の追求だけでなく、経済(間接的な経済影響や調達慣行など)、環境(原材料、エネルギー、大気への排出、排水および廃棄物、コンプライアンスなど)、社会(労働慣行、人権、製品責任など)といった外部環境に目を向け、社会的責任を果たす必要があります。経営システム工学科は企業の持続的発展のために鳥の目を持って外部環境のニーズを経営に取り入れ、社会へのイノベーションを起こす人材の養成をめざしています。本学科で共に学び、時代の要請に対応していける仲間に加わってください。鳥瞰的視野と数理的かつ工学的な経営で地域発のイノベーションを実現朴 元熙 教授経営システム工学科Department of Management Science and Engineering人材育成と教育研究の目的 鳥瞰的視野からの外部環境を理解し、数理的な手法を用いた経営工学を基礎とするイノベーションを実行できる人材の育成を目的とします。活躍が期待される分野◎経営コンサルティング、プロジェクトマネジメント、 テクニカルエバンジェリスト、CSR◎データサイエンティスト、ファイナンシャルプランニング、銀行、証券◎生産管理、品質管理、工程管理、環境管理、ロジスティクス◎マーケティング、商品開発、販売企画、販売データアナリシスカリキュラムの特長 経営システム工学科では、外部環境を理解した上で、数理的な手法を用いた経営工学を基礎とするイノベーションを実現できる人材を育成するため、以下の特長を持つカリキュラムを編成しています。■ 企業経営における、情報、生産、販売、財務、組織の管理に関する経営工学   手法の修得 ■ 経営管理や課題発見と問題解決を工学的に行うための数理的解析手法  を修得し、社会へ応用する力の養成■ 鳥瞰的視野で人間社会を取り巻く環境・資源や社会・経済を理解し、  多角的視点を融合して課題の本質や重要度を明らかにする力の養成■ イノベーションの実現に必要なコミュニケーション力、実行力の養成経営システム工学科学科長1

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