秋田県立大学 生物資源科学部 生物生産科学科
5/8
重金属汚染圃場におけるCd吸収抑制資材の施用試験〈天敵を誘引する植物の匂い〉食害を受けた植物から放出される匂いは捕食性カメムシの餌探索の手掛かりになる〈有機合成〉化学物質を実験室で自在に合成する植物ホルモン過剰でできたコブ分裂組織で働く遺伝子発現の検出(濃い青色に染まった細胞で遺伝子が発現している)播種後1ヶ月の野生型イネ(左)とkorpokkur突然変異体(右)。バーの長さは5mm。物質生産植物工場薬用植物培養地衣類米澱粉粒澱粉を生産するシアノバクテリアイネ胚乳から抽出した酵素の電気泳動活性染色〈昆虫の選好性実験〉2種類の植物を選ばせる植物生理グループ植物生理研究室分子シグナル制御グループ生物活性物質研究室分子シグナル制御グループ植物分子情報研究室植物資源創成システムグループ植物資源創成システム研究室澱粉の合成メカニズムを解明し、バイオテクノロジーを用いて澱粉新素材を開発する 植物の物質生産や環境耐性などのしくみを分子レベルで解析し、それらを制御・利用するバイテク技術の確立を目指して教育・研究を行います。植物の生長や昆虫の行動を制御する化学物質を研究しています 昆虫フェロモンや昆虫が好む/嫌う植物成分を見つけ出し、昆虫の行動を化学的に解析します。また、植物ホルモンにより生産が誘導される植物二次代謝産物の分析や、植物の成長を制御する化学物質の合成を進めています。生物の生存戦略に関わる化学物質の研究を通して、より環境に調和した防除技術の開発や作物の高付加価値化を目指します。生命現象を「分子」の言葉で解き明かそう! 植物の形態形成や細胞分化に必要な遺伝子の働きを明らかにし、その成果をバイオテクノロジーに応用することを目指します。有用生物の利用と効率的な生産を目指す 薬用植物や地衣類などの未利用生物の持つ有用な遺伝子や二次代謝産物を研究することで新しい医薬・化粧品などへの応用を目指しています。また、天候に左右されずに省資源で短期間に生産できる植物工場などの生物生産システムの研究を行っています。◎研究キーワード●澱粉生合成●澱粉代謝の進化●澱粉メタボリックエンジニアリング●変異体米●遺伝子組み換え●酵素の立体構造◎応用・展開●ダイエット米等新規澱粉米の開発と実用化●新規澱粉の産業利用●酵素の産業利用●高温・低温耐性イネ品種の育成◎研究キーワード●植物を創る分裂組織●植物におけるおとなとこども●植物ホルモン●突然変異体◎応用・展開●分子シグナルの機能・ネットワーク●植物の人為的改変◎研究キーワード●有機合成化学●成分分析●構造決定◎応用・展開●病害虫・雑草防除●機能性物質◎研究キーワード●薬用植物・地衣類●組織培養●遺伝子工学●環境制御◎応用・展開●化粧品・医薬品原料生産●植物工場Akita Prefectural University 20194
元のページ
../index.html#5