秋田県立大学広報誌 イスナ VOL.26
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三菱電機エンジニアリング株式会社東北電力株式会社卒修業了生生イビンュター三菱電機の開発・設計を担っている企業です。家電から宇宙開発に至るまで、社会や産業のさまざまなシーンで活躍する製品・システムの設計開発を行っています。大学で学んだ知識を使って、身近な誰かの生活を支えられる仕事に就きたいと思い、この企業を志望しました。実際の配属先としては、送配電部門が分社化され設立された、東北電力ネットワーク株式会社を予定しています。東北電力グループスローガン「より、そう、ちから。」のもと、東北・新潟の範囲の送配電を担当します。地元である東北に、電力という代替できないエネルギーの面から貢献したいと考え志望しました。○卒業論文は、どのようなテーマに取り組みましたか?360°撮影できる全球カメラを使って撮影を行い、その画像でモデリングする研究に取り組んでいました。全球カメラで撮影した画像は歪んでいてそのままだとモデリングが出来ないので、OpenCVを用いて歪みを補正し、より精度の高いモデリングが行えるよう研究に取り組みました。○大学生活で一番印象に残っていることは?4年生の夏休みと潮風祭(大学祭)です。夏休みには初めての一人旅をしたり、OBの先輩に会いに行ったり、友達とライブに行って帰りに飲食店で盛り上がったりしました。潮風祭では、所属している文芸同好会の部誌の表紙を描き、部誌につけるフリーペーパーを考えました。兼部しているアカペラサークルでは、編曲してから1年間温めていた曲を披露できました。潮風祭のイベントであるカラオケ大会にも参加しましたし、楽しい思い出が4年間で一番多く、やりたいことをやりつくした夏休み&潮風祭になりました。○県立大の良いところは?大学内だけでも色んな人と出会えることです。県内外から人が集まっているので、同じ学科でも自分とは正反対の方がいますし、逆に他学科でとても息の合う方もいます。サークルや研究室も同じで、自分が出会おうと思えばどんなタイプの人にも出会う機会があると思います。○卒業後の目標・将来の夢をお聞かせください。具体的な目標は無いのですが、その時に自分のやりたいことを全力でやり続けたいと考えています。色んなことに興味を持ってやりたいことを見つけながら生きることで、多くの経験をして、素敵な人生だったなと振り返れるような生き方をしたいです。○卒業論文は、どのようなテーマに取り組みましたか?大気圧下で放電を起こし、風の誘起を確認する研究について取り組みました。流体を制御するデバイスの1つにプラズマアクチュエータというものがあり、私が在籍する研究室では直流電源を用いることで、従来よりも強い気流を起こすことを目的としています。私はデバイスの形状に変化を付け放電を発生させ、煙の観測と特性を測定しました。○大学生活で一番印象に残っていることは?研究室のみんなとセミナーハウスに泊まり研修をしたことです。技術の歴史について学び、バーベキューをし、夜遅くまで友人たちと遊びました。秋田の自然豊かな点に改めて触れることができました。○県立大の良いところは?少人数教育です。講義や研究で不明な点があるときに先生方に相談しやすい環境が県立大には備わっていると感じます。また、学科毎の学生の人数があまり多くはないので、講義の内容や就職活動についてなど共有する機会が多々あり、仲の良いクラスの様な感覚でした。○卒業後の目標・将来の夢をお聞かせください。常に向上心を持ち、社会人として、技術者としてスキルアップしていきたいです。積極的に行動し、色々なことを吸収したいと考えています。佐藤 初音さん (サトウ ハツネ)新潟県/新発田高等学校冨樫 広太さん (トガシ コウタ)秋田県/大曲高等学校機械知能システム学科電子情報システム学科就職内定先就職内定先特集03

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