若者が気軽に手に取って楽しめる、飲みやすい日本酒づくりをコンセプトに、学生自らが発案・設計・醸造に挑戦する「究(きわむ)プロジェクト」は、本学発の日本酒醸造プロジェクト。究プロジェクトのメンバーは、伊藤俊彦准教授(応用生物科学科/専門分野:醸造学)の指導と株式会社那波商店の協力のもと、酒米の収穫から製麹、仕込み搾りまで、酒造りの一連の作業に挑戦しました。 原料となる県オリジナル酒米「秋田酒こまち」は、本学フィールド教育研究センターで学生自ら田植えを行い収穫したもの、酵母は、伊藤准教授と学生たちが独自に二次選抜した酵母、麹菌は、種麹メーカーである大仙市の秋田今野商店との共同開発で生まれた「吟味」。「究」は、秋田県立大学の技術の粋と学生の感性がたっぷり詰め込まれた新世代の日本酒です。特に今年はフルーティーな香りで、呑み込むとサラ~~ッとキレのある上質な純米吟醸酒に仕上がりました!!日本酒醸造 “究” KIWAMU PROJECT学生の挑戦101Akita Prefectural University 2021
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