秋田県立大学 大学案内 2021
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仙台小林製薬株式会社 品質統括部石田 栄利子 さん ISHIDA Eriko 福島県/磐城桜ケ丘高校出身生物資源科学部 生物生産科学科 2008年度卒業 大学院・生物資源科学研究科 生物資源科学専攻 2016年度修了小玉醸造株式会社 製造部佐藤 綾 さん SATOH Aya 秋田県/秋田南高校出身生物資源科学部 応用生物科学科 2012年度卒業 大学院・生物資源科学研究科 生物資源科学専攻 2014年度修了世界中の人と社会に暮らしの「快」を提供する日本の伝統的な醸造文化を守り後世に残す 現在品質保証に関わる業務を担当しています。具体的には、国内外の査察対応であったり、小林製薬の研究所からの技術移転の確認、原資材の供給者管理や不具合の是正予防処置、変更管理、製品を出荷するための出荷判定等が主な業務です。 入学してすぐに「学生自主研究」にチャレンジしました。学科を飛び越えて自由に研究させてもらえるところに驚きました。秋田県立大学は、“こんな研究してみたい!”というチャレンジを尊重し、学生一人ひとりの個性をしっかり伸ばしてくれるところが大きな魅力です。先生方との距離も近く、先生がいつも見てくれている、という安心感があります。学生数も少なく、都会の大学に比べたら盛り上がりでは負けるかもしれませんが、とても落ち着く、居心地が良い大学です!!素敵な仲間にも出会え、充実感と達成感に満ちた学生生活でした。  「熱さまシート」「ブレスケア」「のどぬ〜る」「トイレその後に」・・・、ユニークな新商品を生み出している小林製薬では、何より社内コミュニケーションを重視しています。他部署のスタッフとのミーティングやプレゼンなどでは、日々、新鮮な刺激を受けています。小林製薬の多くの医薬品を通じて、世界中の人と社会に暮らしの「快」を提供できるように、各国の査察にしっかりと対応していきたいと思います。 小玉醸造は明治12年(1879年)に創業し、「ヤマキウ」で知られる味噌と醤油、そして「太平山」で知られる清酒の醸造元です。現在は、製品(清酒・味噌・醤油他)の製造や品質管理に関わる仕事をしています。学生時代から、発酵食品に興味があったことと、製造に関わる仕事に幅広く携わりたいと思い、現在の勤務先を志望しました。 学生時代、講義の中で発酵食品について学んだ際に、仲間が企画した「珍しい発酵食品を食べる会」で、世界一臭いと言われる“シュールストレミング(ニシンの塩漬)”や“くさや”を食べたことが特に印象に残っています。大学時代の講義や研究で、発酵食品の未知の世界や可能性、面白さに目覚め、より好奇心を掻き立てられたことを覚えています。秋田県立大学・大学院での一つひとつの学びや研究が、現在の今の仕事にも繋がっています。 小玉醸造は、あえて手間暇のかかる生もとや、吟醸を主力とした“こだわり”の酒造りを続けています。入社して6年、仕事は実際に経験してみないと分からないことが多く、日々勉強の毎日です。これからも日々の経験を積み重ね成長し、日本の醸造文化をしっかり守り後世に残していきたいと思います。VOICE卒業生からのメッセージ10

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