怠け心を戒め、無病息災・田畑の実り・山の幸・海の幸をもたらす、年の節目にやってくる来訪神。男鹿市では大晦日の晩、それぞれの集落の青年がナマハゲに扮し、「泣く子はいねがー」などと大声で叫びながら地域の家々を巡ります。この行事は2018年、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。男鹿のナマハゲ 秋田県南部の手延べ製法による干しうどんで、日本三大うどんの1つです。昔ながらの手延べにこだわる細く平たい麺は、コシが強く、表面がとても滑らか。舌触りがよく、喉越しはツルツルです。稲庭うどん 秋田の郷土料理といえば「きりたんぽ」。杉の棒にご飯をつぶして巻き付け、囲炉裏の火で焼いたものを「たんぽ」といいます。これを切り、比内地鶏でとったスープ、ごぼうや葱、セリ、舞茸などのキノコと共に火を通した料理が「きりたんぽ鍋」。味噌を塗ってもう一度火で炙った料理は「みそたんぽ」です。 大潟キャンパス近くを走る県道沿いの有名スポット。全長11kmにわたって菜の花と桜が同時期に咲きます。見ごろは4月下旬から1カ月ほど。満開の時期には「大潟村桜と菜の花まつり」も行われ、多くの人で賑わいます。きりたんぽ菜の花ロード 羽後本荘駅から矢島駅まで全長23kmを結ぶ、路線名「鳥海山ろく線」。標高2,236mの鳥海山を背景に田園風景の中を走り、列車と自然が織り成すのどかな景色でファンに愛されています。「クリスマス列車」や「まごころ列車」など、車内を飾ったり特別なアテンダントをしたりする、イベント列車の運行でも知られます。由利高原鉄道 秋田県と山形県の県境に位置する鳥海山の周りでは、四季折々の高山植物・紅葉などの絶景、湖沼・湿原・滝など、雄大な自然が楽しめます。夏はキャンプや登山、冬はスキー、スノーボードなどのウインタースポーツのエリアとしても有名です。 日本海を望む絶好のロケーションに建つ水族館。ホッキョクグマや秋田県魚「ハタハタ」をはじめとした400種1万点の生き物を展示しています。入道崎やゴジラ岩など、男鹿半島のドライブコースにありますので、経由地の候補にいかがでしょうか。鳥海山男鹿水族館GAO 瑠璃色の湖面とたつこ姫伝説に彩られる田沢湖は、周囲約20kmのほぼ円形の湖。水深423.4m、日本一の深さを誇ることで有名です。近隣にはキャンプ場やスキー場、乳頭温泉郷など、1年を通して多くの人が集まる観光スポットがあり、外国人観光客も多いです。田沢湖秋田ってこんなところ秋田県観光情報AKITA PREFECTURAL UNIVERSITY 2021124
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