国際資源学部 国際資源学部は、地球科学から資源探査、開発・生産を対象とした理工系分野と、資源国の政策・文化や資源経済などを対象とした人文社会系分野からなり、資源を網羅的に学ぶことができる我が国唯一の「資源学」を対象とした学部です。世界の第一線で活躍する教授陣を結集し、世界をフィールドに、資源の最先端を学びます。国内外の大学や企業、研究機関との強力な連携体制のもと、国際舞台で活躍できる資源人材を養成します。 現代のわれわれの生活は、資源とエネルギーの消費によって快適に保たれています。しかし、我が国は地下資源に恵まれないため、その多くを輸入に頼っています。そして、近年では新興国において資源消費量が急増しているため、海外での資源の獲得競争は激しくなる一方です。したがって、資源を獲得することのできる知識や技術を持つ優秀な資源人材の育成は、我が国にとってたいへん重要です。秋田大学国際資源学部は資源開発に関するビジネスや研究の分野で活躍できる人材の養成を目指して2014年に設立されました。当学部のカリキュラムはこれら人材の養成に特化して構成されており、英語による講義、海外資源フィールドワーク、日常的な留学生との交流などを通して、高い語学力と国際性を身につけることができます。その結果として、これまでの卒業生の多くは国内外で資源を開発する企業に就職しています。資源学のスペシャリストになり、我が国の将来に貢献したいとお考えの皆さん、秋田でお会いできることを楽しみにしています。国際資源学部長 藤井 光実践的能力を高め、即戦力として国際社会で活躍する資源スペシャリストを養成します。8
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