福井県立大学 CAMPUS GUIDE 2024
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ni生物資源学部4政策立案・教育指導terviewインタビュー 創造農学科まつ もと だい き 果樹園芸学研究室でオウトウ(さくらんぼ)とアケビの自家不和合性について研究し、安定して果樹を結実させる方法を模索しています。自家不和合性とは、雌ずいが自分の花粉を見分けて拒絶する性質のこと。植物の精巧なメカニズムの不思議に触れられる面白さがあります。担当する「果樹園芸学」では、植物生理学の目線から、生物としての果樹の反応や栽培管理の原理を教えています。これらは将来、果樹園の経営や公務員として営農指導を行う上できっと役に立つことでしょう。また、授業では様々な果物について、ちょっとした豆知識などを紹介しています。みなさんが普段何気なく食べている果物を、もっと身近に感じてもらえたらと思っています。 創造農学科の大きな特徴は、農のあらゆることを実習で体感できることです。野菜、花、果樹、稲の栽培体験のほか、外来種駆除や山林調査といった自然環境保護、サバのへしこやみそ作りなどの伝統食に関することまで幅広い実習があり、学問を身近に感じられます。また、少人数なので同級生の仲が良く、収穫祭などの行事では学年を超えた交流もあります。ぜひ一緒に創造農学科で楽しく農を学びましょう。地方公務員(県普及指導員、県農業試験場、市町公務員 等)、国家公務員(植物防疫官 等)、教員(農業)、JA(営農指導) 等創造農学科教員一同めちゃめちゃ面白いので見てね!創造農学科オリジナルWebページ29松本 大生 准教授取得可能な資格■ 高等学校教諭一種免許状(農業) ※教職課程の単位を修得することにより得られる。資格要件が得られるもの■ 食の6次産業プロデューサー ※所定の単位修得により資格要件が得られる。リーダーとして活躍! 「食と農と環境」連携と社会実装、未来へつなぐ教 員体験に基づいた学びで“農”をもっと身近に

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