福井県立大学 CAMPUS GUIDE 2024
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2水圏に関連する生物、食と健康、3理論と実験・現場実習から、4水圏に興味を持つ学生が集い、mentMart i ofSciDeparneenceandTechnology珪藻外来種の増殖をとらえた顕微鏡写真栄養塩環境、水質低次〜高次生態系生態系サービス水産食品の品質制御・加工技術健康機能、有用物質の探索・機能解明藻類・微生物生活史生理生態魚類32 本学科は海・河川・湖といった水圏の楽しさに深く触れ、水圏と人の関わり方について探究しています。水圏は多くの生物が生きる場であり、人々の食生活、文化や交流を支える場でもあります。さまざまな視点から水圏の学問領域について学び、基礎研究から応用・実用研究まで追求できる環境が整っています。 水圏について幅広く学べる学科は全国的にみても限られています。本学科へ集まってきた水圏への興味を持つ仲間と共に学ぶことは、本学科の魅力の一つといえるでしょう。また、キャンパスの近くには若狭湾、三方五湖、河川や豊富な湧水といった豊かな自然があり、小浜は■街道の起点の街として古くから京都の「食」文化を支えてきた地です。水圏を学ぶにふさわしい環境で、伸び伸びと学習や研究を進めることができます。地域スケールから地球スケールの視点で学ぶ地球は「水の惑星」と呼ばれています。本学科では、海洋、河川、湖沼、地下水といった水圏全体を研究対象にしています。特定の水域を深く調べる研究に加え、水の循環やつながりに注目した研究も進めています。環境について高度な専門的知識を学ぶ水圏の「生物を知る領域」、「生物を育む環境を知る領域」、「食と健康を知る領域」で構成されています。生物についての研究だけでなく、生物の棲む環境から利用・加工に至るまで多様な分野をカバーしています。これからの水圏と社会の関わりについて学ぶ大学での講義や実験による学びに加え、フィールドワーク、民間会社や研究機関への訪問など、社会での学びも大切にしています。気付き合いながら学ぶ水圏に興味を持つ学生が集うこと、そのことが新たな気付きや大学生活の楽しさを生み出します。新たな出会いと多面的な学問領域での学びをもとに、現代の水圏が抱える諸問題の解決に向けて取り組みます。生物を知る領域環境を知る領域食と健康を知る領域海洋生物資源学部学びのポイント-Point-1海・河川・湖沼、それらのつながりについて、学科の特長-Features-環 境漁場モニタリング海流、地球温暖化海洋生物資源学科食・健康水圏生物海洋生物資源学科

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