福井県立大学 CAMPUS GUIDE 2025
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増養殖研究マーケティングの視点から地域の水産業を盛り上げたい五感を使った実践的な学びで理解を深める  在 学 生インタビュー在 学 生インタビュー専門基礎科目学部共通基礎科目応用科目幅広い視野の涵養実験・演習実習3年次 社会とのつながりを意識して実践能力を高めるインタビュー動画はこちら4年次 課題を設定し、解決する能力を鍛えるカリキュラム詳細はこちらつじ むら  さ りたか た  ひろ や1年次 水産増養殖を学ぶための教養を身に付ける生物学Ⅰ・Ⅱ、化学Ⅰ、数学基礎海洋生物資源学フィールド演習食品安全管理論増殖学実験、養魚育成学実験魚類免疫学実験養殖学実習Ⅰ養殖インターンシップⅠ2年次 水産増養殖の基本的な知識を学び応用力を養う化学Ⅱ、科学者および技術者倫理生物学実験、化学実験生化学、分子生物学、藻類学概論大気・海洋学概論、漁業制度論水産増養殖学概論、海洋生物学動物生理学、魚類生理生態学増養殖統計学Ⅰ、水族遺伝育種学Ⅰ水圏種苗生産学、養魚育成学、藻類養殖学魚類免疫学、水族発生工学、水産経済学水産物流通論、国際海洋ビジネス論養殖業のマーケティング戦略に興味があり、地元が好きだったこともあって本学科を選びました。本格的な研究に取り組むのはこれからですが、今は情報科学の切り口から水産業のさまざまな研究を行う先生のもとで、養殖業の知名度を調べるアンケート調査を手伝っています。この先データをマーケティングにどう活かしていくのか、学ぶのが楽しみです。将来は地域の水産業を盛り上げ、地域活性化につながる活動に取り組みたいと考えています。グループでの実験や学外へ出てのフィールドワークなど、本学科では体験しながら楽しく学ぶことができます。1年次のフィールド演習で、しじみを獲ってストラップ作りをしたのはとても印象に残っています。さまざまな体験を通して、座学で学んだことの理解が深まっていくのを実感しています。先生との距離が近く、気軽に質問できる雰囲気も魅力です。できたばかりの新しい「かつみキャンパス」で最先端の技術を楽しく学びましょう。幼い頃から生き物が好きで、高校時代には友人と釣りをして魚に関心を持つように。そのうち海洋資源の回復や環境について学びたいと考えるようになり、養殖に特化した本学科を目指しました。将来は日本近海の資源回復の研究に携わりたいと考えています。現在の栽培漁業(人為的な環境で育てた稚魚を放流し、成長した魚を獲る漁法)では、生態系ピラミッドの上の方に位置する魚種のみが放流されています。しかし十分なエサがなければ放流の意味がないので、海中の一次生産者となる植物プランクトンを増やす研究をしたいと思っています。研究室配属は3年次の後期からなので、今は前段階として先生の研究の見学や手伝いに励む日々です。本学科では養殖に必要な知識や技術を座学だけでなく実験・実習などで体を動かして学ぶことが出来ます。面白かったのは、伝統的なアユ漁法のさぎり漁体験。獲ったアユはアユ料理屋で食しました。色んな体験をして経験を積みたい方、ぜひ一緒に学びましょう!基礎演習基礎科学英語、専門科学英語飼料栄養学、水族病理学、水族遺伝育種学Ⅱ生命情報科学、ICT応用工学増養殖統計学Ⅱ、地域活性学水産資源学、水圏微生物生態学、水産施設工学地学概論、沿岸海洋学、海洋化学、水産資源利用学増養殖環境学実験、遺伝育種学実験情報科学演習、水産物流通演習、基礎演習養殖学実習Ⅱ、養殖インターンシップⅡ(海外)インターンシップ専攻演習卒業論文※2024年度カリキュラム38INTERVIEW VIDEO4年間の学びの流れ■村 咲里さん福井県立若狭高等学校出身高田 寛也さん埼玉県立春日部高等学校出身

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