福井県立大学 CAMPUS GUIDE 2025
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看護学の演習・実習で「多職種連携ハイブリッドシミュレータ」や小児シミュレーター「Sim Junior」をフルに活用しています。シミュレーターに搭載されている多様な事例を用いて、看護の専門的知識の活用能力と臨床判断能力、技術力の向上を目指します。看護学実習では、病院、施設、訪問看護ステーション、地域包括支援センター、県・市町の行政機関など多様な現場で、対象者のライフサイクルや健康レベルに応じた看護を実践します。実習を通して、豊かな感性、倫理観、個人・家族・地域住民の多様なニーズに対応できる実践力が身に付きます。ヒューマンケアの理念のもと、人々の健康生活を支援できる専門的人材の育成を目指しています。少人数教育を通して看護およびその対象である人間と生活への理解を深め、人々の多様なニーズに対応できる知識と技術を修得できるよう支援します。学生が相互に刺激し合えるようグループワークやディスカッションを多く設けています。また、保健・医療・福祉の包括的な視野をもち、多職種と連携・協働しつつリーダーシップを発揮できる人材を育成しています。1年生前期に開講される「健康生活支援演習」では、地域高齢者と世代間交流を行います。この演習を通して入学後早い段階から対象理解・関係性構築のためのコミュニケーション能力を身に付けることができます。交流後は地域住民の生活と健康の課題について、グループワーク・発表・ディスカッションを行い、学びを深めます。4年生開講の「看護マネジメント実習」では看護の現場におけるリーダーシップやマネジメントについて学びます。「卒業研究」では研究のプロセスを踏むことにより研究の基礎を学び、看護職に必要な科学的思考力と看護の専門性を探求する態度が身に付きます。42情報通信技術(ICT)を活用した演習により臨床判断能力を培う病院、施設、地域、在宅の場で看護の実際を学ぶ地域高齢者と交流しコミュニケーションの土台を築く看護におけるマネジメントや研究の基礎を学ぶDepartment of Nursing Science看護福祉学部01030204看護学科

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