福井県立大学 CAMPUS GUIDE 2025
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病気・人間・社会居住福祉論福祉のまちづくり論社会福祉学概論社会理論と社会システム法学概論、現代人権論医学概論ソーシャルワーク論/演習現代福祉問題論、入門演習1年次 社会福祉の基本と共通科目を学ぶ多様な一般教育科目とともに、共通関連科目で医療・保健・福祉の接点を学びます。また、社会福祉学概論などの専門科目を通じて、ソーシャルワーカーへの学修の歩みを始めます。共通関連科目専門科目総合部門社会政策、医療福祉工学社会調査の基礎アンケート調査の設計と分析社会保障論、児童家庭福祉論高齢者福祉論、障害者福祉論社会福祉発達史、地域福祉論国際福祉論スクールソーシャルワーク論ケア概論、所得とニーズの保障社会問題論、民法(家族法)発達心理学、心理学概論精神医学、精神保健精神保健福祉の原理ソーシャルワーク論/演習/実習指導社会福祉基礎演習、外書講読2年次 専門科目の学びが本格的に社会福祉について幅広く学んでいきます。さらに社会福祉基礎演習(ゼミ)では、情報収集やプレゼンテーションの方法などの基本的な技術も学びます。公的扶助論、保健医療と福祉更生保護論、社会福祉管理運営論ソーシャルワーク特別講義権利擁護を支える法制度精神障害リハビリテーション論精神保健福祉制度論ソーシャルワーク演習/実習/実習指導精神保健ソーシャルワーク論/演習/実習指導社会福祉演習3年次 援助技術を身に付け現場実習を行う演習と実習指導を通じて、ソーシャルワーカーとして必要な価値、知識、技術などを修得します。後期には県内の社会福祉関係機関や施設で2か月弱のソーシャルワーク実習(選択)を行います。共生社会論社会的起業論ソーシャルワーク特別講義精神保健ソーシャルワーク演習/実習指導/実習卒業研究4年次 卒業研究に取り組みソーシャルワーカーとしての知識を総合する前期には、精神保健ソーシャルワーク実習(選択)を行います。また4年間の学修のまとめとして卒業研究を提出します。さらに、学科内のサポートのもとで、2つ(社会福祉士・精神保健福祉士)の国家試験の受験に備えます。※2024年度カリキュラム47地域福祉論Ⅰ・Ⅱ4年間の学びの流れ社会福祉基礎演習開発途上国と先進国の両者を視野に入れた地域福祉の学び さ の おさむ佐野 治 教授私たちに身近な地域のことばかりに目を向けると、遠いアフリカで飢餓などによって苦しんでいる人々のことを我が事にできなかったり、遠いアフリカのことばかりに目を向けると、身近な地域社会で起こっている生活課題に関心が薄れてしまったりすることがあります。これら開発途上国と先進国で起こっている現実に対して、コミュニティソーシャルワーカー(CSW)は、社会正義や人権という普遍的な原理を軸に結びつけながら、誰もが住み慣れた地域で自分らしく生活できるように援助活動を展開します。地域福祉論では広い視野を持ったCSWになるための基本的な知や手法を国内外の具体的事例を通して学びます。生活問題と社会問題への関心を深める き むら た か こ木村 多佳子 助教社会福祉基礎演習は2年次の必修であり教員別ゼミに分かれて学ぶ科目です。前期は「多文化共生社会」「定住外国人」「移民」といったテーマで文献講読、ドキュメンタリー視聴を行い、生まれ育った国で母国語での生活では気づかない教育・労働・在留資格・生活適応に関して様々な世代が出合う生活問題、そして制度上の問題についてプレゼンテーションとディスカッションできることをめざします。そして、後期は「社会的排除」「社会的孤立」に関する文献講読、国内の調査結果から各学生が関心を持つようになった対象や社会問題についてプレゼンテーションすることを最終課題としています。

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