岐阜大学 大学案内 2024
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岐阜大学里山暮らし応援隊林 祐太朗さんGIFU UNIVERSITY 里山暮らし応援隊のメンバーが制作した観光パンフレットとクリアファイル。春日周辺の道の駅などに設置している。 先輩がつくった観光パンフレットなどを活用して、もっと春日の魅力を発信していきたいと話す林さん。69モギなどの薬草や棚田など、春日には魅力的な地域資源があります。しかし、これらが春日にあるものとして多くの人に認知されていないのも事実です。そこで私たちは、地域資源の魅力や周辺情報をまとめた観光パンフレットやクリアファイルを制作しました。これらを揖斐川町周辺の道の駅などに設置することで、春日に興味を持ってくれる人を増やしたいと考えています。取材や撮影、デザインなどを自分たちで行うのは大変でしたが、なんとか形にできて良かったです。また、スマホで情報を集める人が多いため、年齢別のターゲットごとにTwitterやInstagramなどのSNSを始めました。すぐに結果が出る訳ではありませんが、私たちにやさしく接してくださる春日の皆さんのために、地道な活動を続けていきたいです。私たちの活動に対して家族は「今しかできない経験だから良いと思う」と応援してくれています。今後の目標は、周りの学生も巻き込地域の活性化を目的に活動する岐阜大学のサークル。主な活動場所は、岐阜県揖斐郡揖斐川町春日地区。月に1回現地に行き、現地の農家などとコミュニケーションをとり、課題のヒアリングおよび課題解決のための活動を実践している。令和4年度は、揖斐川町在来の唐辛子「徳山なんば」の収穫や田植えなども行った。そのほか、里山の魅力をまとめた観光パンフレットやクリアファイルなどを年に1回制作。また、Instagram(@gu_satokura)やTwitter(@gu_satokura)などのSNSも活用し、主に若者世代に向けた情報発信も行っている。通称は「里くら」。んでいくこと。私たちのように研究対象が自然環境だったり自然が好きだったりする人ばかりではなく、他学部の学生にも里山の魅力や課題に興味を持ってもらえたら嬉しいです。岐阜大学には、地域との関わりに関心の強い学生が多いと思うので、そのあたりを重点的にアピールして状況を変えていきたいです。そして、少しでも多くの人に春日の素晴らしさや実情を知ってもらい、春日の関係人口を拡大していきたいと思っています。『岐大のいぶき』で、いまを駆ける岐大生を見てみよう!!周囲の学生も巻き込んで、自分ごととして考えてもらいたい 岐阜大学 里山暮■■応援隊 サークル活動 地域の里山

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