群馬県立女子大学 GUIDE BOOK 2024
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は数えきれないほどあります。その中で特に印象的なことは二つあります。一つは、多様な価値観についてです。クラブ活動やイベントなどで様々な国や地域出身の方々との交流を通し、その国の文化や生活についてだけでなく、社会問題に関する個人の視点からの意見も知ることができ、自分の視野が広がりました。もう一つは、日本についてです。自分の想像以上に日本について興味や関心のある人が多く驚きました。マンガやアニメだけでなく、音楽も人気が高く、80年代のシティポップや伝統音楽も人気があることは新たな発見でした。初めての留学で、挫折や困難も多くありました。そのような際は無理をせず大学の相談窓口を利用することで、精神的なサポートも受けながら自分の理想像に向かって努力しました。コロナ禍で大変な状況の中、このようなかけがえのない経験をさせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。ワイカト大学附属語学学校、後半の2週間をオークランドでのインターンシップをして過ごしました。大学の授業では積極的な参加を求められ、アウトプットの機会がたくさんあり、英語力を伸ばすのに大いに役立ちました。また、多くのクラスメートや先生方と仲良くなることができました。インターンシップでは、ホテルの受付業務を担当しました。御来館されたお客様に笑顔で挨拶をすると、話しかけてくださったり、励ましの声をいただいたりしました。英語が聞き取れない場面もありましたが、常に笑顔で一生懸命お客様とコミュニケーションを図ると、相手も分かりやすい表現で言い直して下さることもよくありました。このような経験を通して、言語を学ぶことの重要さだけでなく、「笑顔」の重要さをあらためて認識することができました。「笑顔」は言語をも超越する「魔法」なのです。広がる視野、新たな発見海外経験のほとんどない私にとって、この交換留学を通して得られた学びや気づき笑顔が一番!この研修で、私は「笑顔」の重要さを知ることができました。私は前半の2週間を能性を与えてくれました。到着して早々、英語で思っていることをまったく伝えるこができない、という悔しい思いをしました。その経験から、自分から行動し、他の国の人と交流を深めることや、先生と相談・交渉の機会をなるべく多くもち、主張すべきことはすることを心がけました。オーストラリアで出会った人たちの考え方や意見は、日本にいたら知ることがなかったものばかりでした。彼らと話をして、考えを理解することは自分にとってとても価値のあることでした。残りの留学生活も後悔のないよう積極的に行動していきたいです。メルボルンは本当に素晴らしい場所です。芸術とカフェ文化に溢れ、落ち込むことがあってもまた自分を元気にしてくれる街です。気さくに話しかけてくれる人も多く、温かい街だと思います。「自分にもこんなことができる」と気づかせてくれるこの環境で、最後まで頑張ろうと思います。でした。自分の英語が伝わらなかったらどうしようと思っていた一週目にホストマザーの5歳の孫から言われたことは“Try everything” でした。おもちゃで遊んでいるときに、ふと言われたことでしたが、すごく印象に残っています。それからはとりあえずやってみようという気持ちになり、英語で話すことがどんどん楽しく感じるようになりました。クラスメートや家族の使うフレーズを沢山真似し、自分のvocabularyを増やしました。出会った人たちはみんな親切で、周りを気にせず、ありのままに生きていて、人として学ぶことが沢山ありました。人と比べてしまうことが多い私は、正解はない、ということに気づくことができました。研修中は自分の英語の未熟さに落ち込むこともありましたが、それは私をさらに英語力を向上したいという気持ちにしてくれました。語学だけでなく、自分自身を成長させてくれたこの1ヶ月は、私の宝物です。新たな自分の可能性オーストラリアでの生活は想像以上に大変でした。しかしその分、自分に新たな可Try Everything1ヶ月という短い期間でしたが、とても刺激的な研修留学報告長期留学中国際コミュニケーション学部4年 A.Nさんカナダ ヒューロン大学(交換留学)短期研修文学部英米文化学科3年 K.Mさんニュージーランド ワイカト大学附属語学学校+インターンシップ長期留学中国際コミュニケーション学部3年 N.Jさんオーストラリア ディーキン大学短期研修国際コミュニケーション学部 3年 A・Mさんオース卜ラリア ディーキン大学附属語学学校11

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