群馬県立女子大学 GUIDE BOOK 2024
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CHECK!文学部国文学科141145 | 2ビジネス演習3舞踊の世界へ近世文学講義国文学から広がる世界が私を待っている大学で得た学びは色あせない。国文学科(2年次後期)時間割モデルWEDMONTUETHUFRI英語F講読1中世文学講義講読1ヨーロッパの文化と社会日本語学特講日本文学特講中世文学史中世文学演習漢字の世界世界遺産概論中古文学史中国文学講義講読2ボランティア論■ 『日本霊異記』論■ 『源氏物語』研究■ 『紫式部集』研究■ 西行研究■ 軍記物語における和歌■ 京極派和歌研究■ 『雨月物語』研究■ 『南総里見八犬伝』研究■ 『好色五人女』研究■ 井原西鶴研究■ 夏目漱石研究■ 有島武郎研究■ 谷崎潤一郎研究■ 室生犀星研究■ 井伏鱒二研究■ 芥川龍之介研究■ 梶井基次郎研究■ 古事記の歴史的叙述■ 唐詩における「海」のイメージの解明■ 群馬県方言の研究■ 宮崎県方言の研究■ 時間に関する語彙の研究■ 色彩語彙の研究■ 三代集における詠嘆表現■ 命令形の歴史的研究■ 中古語における接続表現■ 様態の助動詞「そうだ」の使用範囲と特徴■ 漫画の中のオノマトペ 私は特に日本語学に興味を持ち、在学中は方言研究などに取り組んでいました。学んでいるうちに日本語に携わる仕事に就きたいと考えるようになり、卒業後は言語聴覚士の専門学校に進学しました。言語聴覚士とは、言語コミュニケーションや飲み込みに困難を抱える方に対し、リハビリテーションを行う医療専門職です。障害の症状や問題点を分析し、訓練計画を立てる上で、日本語学の知識が生かされています。今でも、大学の講義ノートをよく見返すのですが、言語聴覚士としての視点から再発見したり、面白いなと思ったりすることが多々あります。大学での学びの延長線上に私はいるのだと実感する瞬間です。 私は、和歌をより深く学びたいという思いから国文学科に入学しました。現在は、古典作品を中心に近現代までの幅広い時代の様々なジャンルの文学作品と心を通わせて学びを深め、自身の世界が広がるのを感じています。学んでいく中で、華やかな古典文学の世界には作品を構築する様々なしかけが隠されていることを知り、当時の貴族たちの教養の高さや作品の奥深さを新たに知ることとなり、より一層古典作品への思いが強くなりました。 また、入学する以前には、ことばや文体が難しく敬遠していた近現代の文学も、作品の背景にある考え方を学ぶことで理解が深まり、ひとつ、またひとつと自身の興味の幅が広がることとなりました。これから作品を通じてどんな新たな出会いと、そこから生まれる自分の世界の広がりが待っているのかとてもワクワクしています。ステープラーが資料をまとめる際に便利です。文学部 国文学科 4年  Y・Mさん主な卒業論文のテーマ2018年度卒 K・Tさん 言語聴覚士17卒業生からのメッセージ学生からのメッセージ

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