群馬県立女子大学 GUIDE BOOK 2024
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文学部文化情報学科123 | ■ 鈴木 親彦 准教授■ 黒田 覚 教授■ 歸山 亜紀 准教授■ 一階 千絵 准教授■ 山崎 隆広 教授■ 細川 雄一郎 講師入門科目専門基礎科目展開科目卒業研究卒業制作教員紹介・研究内容について詳しくはこちら ▶文化情報学科のカリキュラムは「社会・文化」「情報・メディア」の2つのグループから編成されます。1、2年次に両グループの基礎を学んだ上で、3年次にどちらかのグループのゼミに所属し、4年次に卒業研究・卒業制作を完成させます。「社会・文化」グループでは、フィールド調査、インタビューや調査票を用いた社会調査、様々な資料や文化資源のデジタルアーカイブ化などの方法に基づいて、現代社会における様々な問題を複合的な視点から分析し解決する方法を探っていきます。「情報・メディア」グループでは、情報とメディアに関する技術や思想などを学ぶことを通して、これからの社会で求められる高度なメディア情報リテラシーを養い、情報技術と主体的に関わりながら社会を支えることのできる知性を育みます。[体育学・スポーツ人類学]民族・伝統スポーツ、ならびにそれらを育む身体文化について研究するスポーツ人類学を専門としています。[情報の哲学・情報の倫理]「可能性」についての哲学と論理学に基づいて、「情報とは何か」「情報といかに向き合うべきか」を研究しています。[社会学・社会調査法]量的社会調査データの統計分析によって、社会の姿を描き人々の生活を理解することを行っています。[メディア論・文化におけるメディア]メディアと我々の文化や社会との関係性を研究するメディア論を専門としています。研究対象は出版、映像、インターネット、サブカルチャー、ジャーナリズムなど様々です。 文化情報学科では、社会調査データや資料の分析に基づいて諸問題を検証する技能、情報およびメディアに関する技術や思想などを、幅広い分野から学ぶことが出来ます。こうした学びは、これからの社会に必要とされる文化・情報に対する深い洞察力につながります。 その中でも私の演習は、人文学の資料に対してデジタル技術をはじめとする情報学の成果を応用することで、より広く・より深く分析していく方法を軸に置いています。デジタルアーカイブの活用やテキストマイニングなど、人文学資料を扱える技術は数多くあり、活用事例も蓄積されてきました。ただし、便利なツールの使い方を知るだけでは、深い洞察にはつながりません。参加する学生には、一人一人が研究対象と問いを設定し、それを調べる上で必要な方法を考えることを求めています。文化情報学科 鈴木 親彦 准教授[文化資源学・人文資料のデジタル化]多様な文化を分野横断的に追求する「文化資源学」、人文学に情報学の成果を活用する「人文情報学」を専門としています。[数理論理学]P=NP問題などの計算量理論の未解決問題を、弱い算術体系での数学の命題の証明可能性との関連で考察しています。■ 尹 喜 准教授[家族社会学・地域研究]韓国をフィールドに、若者の自立、親子関係、脱北者のアイデンティティ・ポリティクスについての研究を行っています。27SEMINARゼミ紹介学びのPOINT教員紹介・研究内容情報化社会における自分の役割が探究できるカリキュラム社会調査データと文化資源を重視する高度なメディア情報リテラシーを育む文化・情報に対する深い洞察力

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