群馬県立女子大学 GUIDE BOOK 2024
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Profile学習院大学法学部政治学科卒業。セントラル・オクラホマ大学大学院政治研究科国際政治学専攻修士課程修了。ハワイ大学マノア校大学院政治研究科国際政治学専攻博士課程修了。ハワイ大学非常勤講師を経て、2005年より本学教員。2017年、開学以来初の女性学長に就任。専門分野はジェンダー・ポリティックス、国際政治学。本学ウェブサイト内「学長の部屋」では、小林学長が活躍している学生や卒業生、教職員などと対談する「SPECIAL TALK(学長インタビュー)」を公開しています。ぜひ、ご覧ください。VOL.12群馬県立女子大学は、ひとりひとりの学生が社会に大きく羽ばたくためのスプリングボードとして存在しているのです。学長 小林 良江Kobayashi Yoshie県女らしさ~次代を担う一員として 未来に向かって力強く歩む姿 群馬県立女子大学は、1980年(昭和55年)4月に文学部3学科(国文学科、英文学科、美学美術史学科)の単科大学として開学し、現在は文化情報学科を含め4学科の文学部、国際コミュニケーション学部、そして大学院(2研究科)も擁する大学に成長してきました。本学では、文学、言語、芸術、歴史などの人文科学分野はさることながら、国際経済学、国際政治学、データ分析、数理・論理学、そしてデザインや絵画まで多岐に渡る分野の講義、実技やゼミナールが開講されています。このような多岐に渡る教育を通して、「未来を切り拓く確かな知識」と「多様な価値観を尊重するしなやかな感性」を身につけることができます。 本学の最大の特徴は、日本全国でも数少ない、東日本では唯一の県立の女子大学であることです。県立の女子大だからこそ、少人数によるアットホームな雰囲気の中で、それぞれの個性を活かした深い学びを実現できるのです。また、女子学生しかいない環境だからこそ、確かなリーダーシップと行動力を養う機会に恵まれ、自分らしい生き生きとした学生生活が送れます。伴走型の手厚い就職サポートも用意され、それが学生各自の望む道への第一歩につながります。本学で学んだ多くの卒業生が県女で培った力を発揮し、次代を担う社会の一員として活躍しています。「県女で4年間を過ごせて、良かった!」 卒業式の時に卒業生が、胸を張ってこの言葉を口にします。 入学前は「女子だけの環境になじめるのかな」と心配になるかもしれませんが、女子大学だからこそ、男女の固定的な性別役割意識にとらわれない伸び伸びとした環境のもと、自分らしく個性を発揮できる学生生活は、皆さんを力強い社会人へと導いてくれます。一人ひとりがそれぞれ「主役」として活躍できる環境から育まれた思考力や行動力は、皆さんの豊かな将来を築く大切な基礎となります。 「ともに切磋琢磨できる友達ができた」 この言葉も卒業生からよく聞きます。同じ目標に向かって共に学ぶ友人達に出会い、4年間を過ごす。かけがえのない深い絆は卒業後も色あせることなく、生涯の友と呼び合う間柄になれる。これに勝る人生の宝物はありません。あなたの人生にとって最も充実した貴重な時となることでしょう。学長メッセージ

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