群馬県立女子大学 GUIDE BOOK 2024
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図書館は、単に調べものをするだけの場所ではなく、「もっと知りたい」という気持ちをかき立ててくれる場所だと思っています。多岐に渡る蔵書が、調べものをするたびに出てくる疑問について、深く考えるきっかけを与えてくれます。▶︎ 充実した蔵書▶︎ 居心地のよい館内▶︎ ラーニング・コモンズ 多文化共生時代を迎え、さまざまな言語・文化を背景とする外国人が日本に在住するようになっています。こうした中、地域日本語教育センターは、在住外国人が地域社会で生活する上で大きな問題となる日本語の学習・支援の拠点として、平成24年4月1日に設置されました。地域日本語教育センターでは、日本語教育を担う人材の育成、外国人への日本語学習の機会の提供、生活日本語の研究・教材等の開発、関係機関の連携などの事業を行っています。 日本語教員を目指す学生は、学部、学科にかかわらず、「日本語教員養成プログラム」を履修することができます。地域日本語教育センター開講科目を中心に、文学部、国際コミュニケーション学部の開講科目と合わせて、所定の単位数を履修することで、群馬県立女子大学「日本語教員養成プログラム修了証」が授与されます。 2024年度以降、日本語教員の資格は国家資格化される予定です。その正式名称は、登録日本語教員と言います。 本学では資格取得のための要件、大学又は大学院において日本語教育に関する教育課程を履修して所定の単位を修得し、かつ、当該大学を卒業又は当該大学院の課程を修了した者が当てはまります。 群馬県は在住外国人比率が高く、出身国の多様化も進んでいます。本学では、「地域日本語教育センター」が拠点となり、在住外国人が地域社会で生活する上で十分な日本語能力を身につけられる「地域日本語教育」の人材育成や日本語学習の機会の提供等に取り組んでいます。 日本語教員を目指す学生のための「日本語教員養成プログラム」があるほか、県民を対象に「地域日本語教育講演会」や「日本語ボランティアスキルアップ研修」と、在住外国人を対象に日本語教室「生活日本語」を開催しています。 附属図書館は、キャンパスの一角の2階建ての瀟酒な建物にあります。蔵書は和・洋合わせて約16万冊。年間数千冊ずつ増加しています。また、所蔵雑誌も洋の東西、ジャンルもさまざまに、約2,000種に上ります。これらの図書・雑誌を開架として、学生は自由に閲覧することができます。カウンターでは図書の貸し出しだけでなく、調べものの相談や他館からの資料の取り寄せなど各種サービスを提供してみなさんの学習・研究をサポー卜しています。また、DVD等の映像メディアも利用できます。文学・語学関係の専門書や美術全集など、学習・研究に役立つ資料を取りそろえています。また、県内では本学図書館にしか所蔵のない資料も多く、学内外から利用されています。館内は開架式です。図書管理システムで検索した気になる資料も、直接書庫に入って自由に手に取り見ることができます。吹き抜けの明るく開放的なエントランスホール。先生のおすすめする本等が紹介された特設コーナーや企画展示コーナーが設置されています。附属図書館の1Fにラーニング・コモンズがあります。ラーニング・コモンズは主体的な学習をサポートするための空間です。人数にあわせて自由にレイアウトを変更できる机やイスを備え、Wi-Fi、モニター、ホワイトボードを利用しながら、グループワークやプレゼンテーションの練習などに自由に利用することができます。[ 文学部 国文学科 4年 R・Nさん ]しょうしゃACTION6.PICK UP群馬県立女子大学ACTION55「知りたい」のその先へ日本語教員地域日本語教育の推進地域日本語教育センター地域日本語教育の拠点日本語教員養成プログラム多彩な蔵書で学習・研究を支援する附属図書館VOICE

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