GO!GO! TECH GIRL 2016 vol.5
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環境創生理工学科井野 友梨奈06人と環境を守る新エネルギーの開発が夢トトロのキーホルダー東京のジブリのアンテナショップで買いました。車のキーホルダーに使っています。通学には車で1時間ほどかかるのですが、トトロのおかげで長い時間も気になりません。大学院理工学府環境創生理工学教育プログラム博士前期課程 1年(群馬県立伊勢崎清明高校出身)地球環境を守るための研究を目指して 中学生の頃から、地球温暖化などの環境問題に関心を持っていました。高校生のときに行った群馬大学のオープンキャンパスで、ここで環境問題が学べることを知りました。研究施設が充実していて、キャンパスがきれいなのも気に入って、進学を志望しました。 入学してみると、素晴らしい先生ばかりで、選んで良かったと思いました。授業で分からなかったところを質問すると、とてもていねいに教えてくれますし、研究室でも的確なアドバイスをしてくれます。テレビや新聞などに先生が紹介されることも多く、とても誇りに思っています。 学科の女子率は約2~3割ですが、男女分け隔てなく仲良くでき、男子が多くても気にならない環境です。新エネルギーで人と環境を救いたい 研究テーマは、エタノールの燃料電池です。エタノールは理論上、水素より質量あたりのエネルギーが大きいのですが、出力が出ないのが問題で、効率的にエネルギー転化する触媒の開発に力を入れています。成功すれば、エタノールは液体のまま使用することができ、小型で安全性の高い新エネルギーが誕生します。 将来は、環境と人の暮らしを助ける新しいエネルギーを開発する企業で働けたらと思っています。スケールの大きな仕事を目指すなら 群馬大学の理工学部は、幅広い分野を深く追求できる環境が整っています。将来、スケールの大きい仕事や、ものづくりをやりたいと思っているならおすすめです。就職にも強いですし、近年では、理系の女性を積極的に採用している企業が増えているそうです。ここでは、将来に直結する学問を学んだり、研究に取り組む環境が整っているので、明るい未来を手に入れることができると思います。

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