GO!GO! TECH GIRL 2016 vol.5
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中島 琴子工学部 機械システム工学科2013年度卒業(岩手県立大船渡高校出身)苦しかった勉強が今、役立っている 理系に進みたいと思ったのは、中学生のときにテレビで見たロボットコンテストで、自分とあまり年の変わらない人が、こんなすごいものを作るなんて! と、感動したのがきっかけです。高校ではバイクも好きになり、ますます機械の魅力にはまりました。 大学では、流体力学や材料力学など、機械に関わる分野全般を学びました。3年生では、エンジンの設計を学んだのですが、製図は全て手書きで行うため、とても大変で、正直、つらかったです。しかし、苦しかったその経験が、社会に出てから一番役立っていると実感しています。「創造」は夢にあふれた仕事 デクセリアルズは、スマートフォンやPC等に使用されている接合材や電子部品など、さまざまな工業製品向けの機能性材料を製造する会社です。その中で私は、製造設備の開発や、新規開発品の製造プロセス構築に携わっていて、CADを用いて設計したり、製品の品質をチェックしたりなど、さまざまな業務を行っています。 この仕事を選んだのは、世の中にないものを生み出すことができるから。失敗することもありますし、大変な仕事ですが、やり遂げたときの達成感は何ものにも代えがたいものです。創造はとても夢のある仕事です。 会社は女性が少なく、男性社会なのですが、福利厚生がしっかりしていて女性に対して手厚い制度が充実しています。これは、男性社会の中で女性が働く上で大事なポイントだと思います。 女性が働きやすい職場環境づくりはどんどん進んでいます。大学では好きなことを学んで、将来は好きなことを生かせる仕事で活躍してください。デクセリアルズ株式会社世の中にないものを生み出したいやりがいのある仕事に熱中コーポレート部門プロセス技術部
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