GO!GO! TECH GIRL 2016 vol.5
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村上 布佑子工学部 建設工学科2007年度卒業(群馬県立桐生女子高校出身)フィールドワークの経験が今、活きている 高校2年生のとき、群馬大学の研究室を見学し、父親が建築関係の仕事をしていることもあり、建設工学の学科を選びました。大学では、河川の土砂災害など自然災害について学びました。実際に渡良瀬川に出かけて、台風後の河川の状態を調べたりなど、フィールドワークによる研究に取り組みました。この経験が今、とても役立っています。 就職は、働きやすさを考えて公務員を目指し、大学で学んだことを生かせる分野である土木を選びました。実際に働いてみると、災害に強い基盤整備の重要性を日々感じています。現場に出向いて状況を確認することも多く、大学でのフィールドワークで学んだことが生かされていると感じています。 勉強以外でも、テニスのサークル活動が役立っていると感じます。勉強とサークルの両立で、メリハリをつけた時間配分がうまくなったと思います。学生時代の経験は、社会で必ず活かされるので、いろいろなことにチャレンジして、全力で頑張ってほしいと思います。群馬大学出身の先輩とも交流 職場に女性は少ないですが、県庁で女性技師の集まりがあり、仕事上の悩みの相談にのってもらったりしています。群馬大学出身の先輩は多く、心強い存在であり、先輩たちの活躍する姿は励みになっています。 就職して8年が経ち、任せてもらえることも増え、やりがいを感じています。男性と女性の考え方の違いはありますが、話し合える環境ですし、働きやすいです。これからも地域の人に役立つ仕事に、まい進していきます。大学の研究で学んだことが生かせる仕事大学OGの先輩が励みに群馬県桐生土木事務所工務第二係

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