GO!GO! TECH GIRL 2016 vol.5
4/36
■これらの技術の基盤は、電気電子工学と情報科学です。 電気電子工学と情報科学を学び、未来を一緒に設計しましょう。2年次から「電気電子コース」と「情報科学コース」のいずれかのコースを選択します。化学・生物化学科 原子や分子のナノ・ミクロサイズから毎日の生活で出会うような大きさの材料まで、さまざまな機能性材料や生体物質などの多種多様な化学物質について研究しています。また、物質科学・生物科学に関する基礎から応用までの知識と最先端の技術を修得するための教育を行っています。化学・生物化学科では、これらの研究と教育を通して、化学に関する知識・理論を基盤として、物質の構成原理と物性の解明、新規反応の開発に基づく機能材料の創製、生命現象に関わる生理活性物質の機能解明を中心とした幅広い理工学分野において、国際社会で活躍できる技術者・研究者を育てています。機械知能システム理工学科 私たちの身のまわりには、自動車や家電製品など、たくさんの機械があります。これらの機械にはさまざまな制御技術や情報通信技術が組み込まれていて、私たちの生活を支援してくれます。たとえば、自動車には、エンジンを高効率で運転するためのさまざまな制御技術や、周囲の状況を常に見守り、事故を未然に回避するような技術が導入されています。また、人にやさしい乗り心地や運転支援など、最先端のヒューマンインタフェース技術も備えられています。このように、現在の機械は高度に知能化されています。そのような高度な知能機械の開発に対応するため、機械知能システム理工学科は、理学をベースとした機械工学に加えて、機械の知能化のための電子工学や情報工学、ロボット工学、人間工学などの、機械と知能の融合技術を学ぶことができる学科です。環境創生理工学科 持続的に発展する社会の構築が、我々人類の大きな課題となっています。そのためには、資源や環境に配慮した生産要素技術の開発と、それを支える社会システムの構築を行う広い視野を持つ技術者および研究者の育成が望まれています。 このため環境創生理工学科は、環境調和型の革新的工業プロセスや新エネルギー・新材料の開発等の生産要素技術と、 自然災害からの脅威を克服し、環境への負荷が小さい安全・安心な地域づくりや社会基盤をデザインする社会技術とを、総合的に修得できる教育研究体制を設けています。2年次以降の専門コースでは「環境エネルギーコース」「社会基盤・防災コース」の2つのコースから選ぶことができます。総合理工学科 フレックス制の自由度を生かして、2つの目的を実現するために設置されています。一つは他の4学科それぞれではカバーできない分野横断的な専門性を持つスペシャリストを育成することです。現代の最先端の理工学分野で活躍するためには、一つの学問分野の修得では不十分で、複数の分野の修得が必要とされます。総合理工学科はこのような先端理工学分野のスペシャリスト・研究者を育成します。もう一つの目的は専門技術を既に習得した 現役の技術者・研究者のためのリカレント教育を提供することです。自分の専門とする分野では高度な専門性を身に付けていても、専門以外の分野の最新の知識が不足しているために新しい分野に対応できないと感じている技術者の方は多いと思います。そのような方のための学習プログラムも提供します。※詳細はWebまたは学部案内をご覧ください。学科紹介IoT(Internet of Things)あらゆる機器が知的になり、ネットワークでつながり、協調して人間をアシストする。BigData大量のデータを解析し、新た な知識を獲得し、未来を予測 し、人間の意思決定をサポートする。 Wearable Device 服型やリストバンド型のデバイスが、健康をチェックし、 医療をサポートする。 スマートグリッド知的な送電網が、太陽電池や風力発電の再生可能エネルギーの効率的な利用を可能にする。 スマートカー電気自動車が高精度地図デー タと各種センサデータを解析して目的地まで安全に自動運転する。 3Dプリンタ計算機で設計したオリジナル なモノを、簡単に現実世界に 印刷する。量子コンピュータ新しいしくみのコンピュータ が、これまでは不可能だった難問を瞬時に解く。 eLearning インターネットを利用して、いつでも無料で最新の教育を受けることができる。電子情報理工学科
元のページ