GO!GO! TECH GIRL 2016 vol.5
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化学・生物化学科増田 綾子01好きなこと、興味のあることに真っ直ぐ!研究を通して自分の適性を見つけたい化粧品開発をしたくて学科を選択 私は化粧品が好きで、将来は、化粧品を開発する仕事に就きたいと思っていたので、高校2年生で、理系か文系かを決めるとき、理系を選択しました。群馬大学の工学部を選んだのは、その夢をかなえるために必要な知識を学べる学科があったからです。それに、研究室の明るい雰囲気も気に入りました。 入学してみると、設備がとても充実していて、研究に集中できる環境が整っているので、ここに進学して良かったと思っています。私の学科は女子の比率も約4割と高いですし、楽しいキャンパスライフを送っています。研究を究めながら自分自身の適正を知りたい 今は、化粧品の材料のひとつである高分子材料の研究をしています。シリコーン・エラストマーを延ばしたときの分子構造の変化を調べる研究です。 化粧品の開発を目指して進学しましたが、さまざまなことを学ぶうちにもっと多くの選択肢の中から、将来、進む道を選びたいと考えるようになりました。視野をもっと広げるために、卒業後は大学院に進んで、研究を進めながら自分の適性を見極めたいと考えています。興味のあるものに向かって積極的に 進路を選択するとき、自分が何に関心があるのかを中心に考えていくと、選びやすいと思います。高校生のみなさんにも、自分の好きなことや興味のあることを明確にして、その気持ちに素直に従ってほしいと思います。高校時代はあっという間なので、勉強はもちろん勉強以外のことにも全力で取り組んで、悔いのない毎日を送ってください。 大学でも、勉強だけでなく、サークル活動にも参加したり、さまざまなことに積極的にチャレンジして、楽しく自分を高めながら、学生生活を満喫してほしいな、と思います。ポーチ化粧品や鏡、爪切りなど、身だしなみグッズが入っています。いつも持ち歩いているお気に入りの必需品です。工学部応用化学・生物化学科 4年(群馬県立太田女子高校出身)
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