GO!GO! TECH GIRL 2016 vol.5
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機械知能システム理工学科佐々木 優希04物理が好き。機械が好き。ものづくりにつながる研究を目指して腕時計母が買ってくれたものです。去年、オーストラリアに留学したときも一緒に連れて行きました。少し前にベルトが壊れてしまったのですが、自分でベルトを作って、使い続けています。ものづくりを目指して機械システム工学科へ 数ある大学の中で群馬大学を選んだ理由は、地元大学であり、群馬大学の見学をした経験から大学生活のイメージがつきやすかったからです。高校生の時から物理が好きで、実際の“ものづくり”につながる勉強をしたいという思いから工学部の機械システム工学科を選択しました。 機械システム工学科の同期の女子率は1割程度ですが、「理系」「機械が好き」という共通点があるので、みんなとても仲が良いです。就職した友人とは、今でも時々会っています。同じ志や趣味を持つ友人と出会えたことは、大学生活での大きな収穫ですね。達成感とやりがいのある研究 大学院では、水や空気の流れを対象に研究しています。身近な流れでは、扇風機の風の動きや、水道の蛇口から流れる水の動きなどがあります。このような流れを直接肉眼で見ることはできません。しかし、流れは複雑で、美しく、不思議な世界の一つだと思います。そこに惹かれて、流れを対象にした研究を始めました。 研究は、成果が出るまでにとても時間がかかります。でも、だからこそ、うまくいかない原因の発見や研究の成果が出たときには、大きな達成感を感じることができます。将来、社会に貢献できるような研究ができたらと考えています。学部を超えた交流で幅広い視野を 群馬大学の魅力のひとつは、全学部対象のサークルに入ることで、医学部や教育学部、社会情報学部といった他学部の学生と多く知り合えることです。学んでいる分野によって、同じ現象を見ても視点が違うことに驚かされます。いろいろな見方や考え方に触れることができるのは、とても刺激になりますし、勉強にもなります。大学院理工学府知能機械創製理工学教育プログラム博士前期課程 1年(群馬県立沼田女子高校出身)

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