群馬大学大学院 教育学研究科案内 2018
8/40

6 各学生は、修士論文作成のために、修士論文指導教員をはじめとする各専攻・専修・各領域の教員の指導のもとで、研究を進めます。また、必要に応じて、群馬大学教育学部附属学校園、学校教育臨床総合センターの協力を得ることもできます。研究テーマは各学生が自ら決定するものであり、一人ひとり異なります。その一人ひとりの研究テーマに即した指導が行われるのが、「特別研究」という授業です。 本研究科における修士論文は、各専修・各領域に関する主題を研究する学術論文であって、研究を進めることが教員としての専門的資質を高め、研究の成果が教育の進展に寄与しうるものであることが求められます。 年度末には修士論文合同発表会を開催し、専攻・コース・領域を超えて、修士課程での研究成果を共有します。3 ▶ 修士論文と特別研究 障害児教育専攻では、各学生は、特別支援教育の理論と実践の両面に渡って学びを深めます。教科教育実践専攻では、各学生は、それぞれの教科の教科教育学と当該教科を構成する種々の学問分野の学びを深めると同時に、その成果を授業実践に結実させる力を養います。また、両専攻の学生とも、特定の校種・教科にとどまらない現在の学校教育の課題を検討する様々な授業を通して、教育現場を広い視野でとらえることを学びます(障害児教育専攻では「関連領域」の授業、教科教育実践専攻では「共通基礎科目」の授業)。さらに、両専攻の学生は、学校現場でのインターンシップを通して、学校・教室での観察に基づいた研究に取り組みます。このような過程を経て、各学生は、実践的指導力を獲得し、「特別支援教育のプロフェッショナル」ないしは「教科指導のプロフェッショナル」へと成長していきます。2 ▶ カリキュラムの特徴

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る