群馬大学大学院 教育学研究科案内 2018
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7群馬大学大学院教育学研究科修士課程 履修方法・学位・教育職員免許状 …………………………………………1 ▶ 履修方法(1)履修基準(最低単位数) 本研究科修士課程学生は、障害児教育専攻では30単位以上を、教科教育実践専攻では32単位以上を履修する必要があります。(2)修業年限等 標準修業年限は、2年とします。在学期間は、休学期間を除き4年を超えないものとします。(3)履修方法の特例(現職教員・福祉施設職員等の学生) 現職教員等は、第1年次は通常の授業時間で履修し、第2年次の履修は、大学院設置基準第14条の規定に基づく教育方法の特例により、在職校等に勤務しながら毎週定期的(例えば平日午後5時以降)に本研究科に登校して授業に出席し研究指導を受け、単位を修得することができます。これは、現職教員等が在職校等の勤務を離れて2年間大学院の授業・研究指導を受けることは困難な場合があることから、現職教員等が大学院で学修する可能性を拡げるために特例を設けたものです。なお、この場合においても、特別研究4単位のうち2単位は第2年次で履修します。 教員免許取得プログラム ……………………………………………………… 本研究科修士課程の学生は、教員免許取得プログラムのもとで、在学中に群馬大学教育学部の授業を履修することにより教員免許状を取得することができます。 取得できる免許状は、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校のいずれか1校種に限り、中学校と高等学校については1教科に限ります(中学校と高等学校の同一教科、中学校技術と高等学校工業、中学校社会と高等学校地理歴史・公民の免許状が同時に取得可能な場合には、1教科とみなします)。小学校の免許状は、教科教育実践専攻の学生が取得できます。中学校と高等学校の免許状は、教科教育実践専攻の学生が、自らの所属する領域に対応する教科について取得できます。特別支援学校の免許状は、幼稚園、小学校、中学校、高等学校のいずれかの免許状を有する障害児教育専攻の学生が取得できます。 本プログラムを受講できるのは、修士課程入学試験の出願時に受講を申請し、修士課程の入学試験に合格し、併せて本プログラムの受講を許可されて入学した学生です。本プログラムの受講生には、修士課程の履修と併行して免許状取得のための単位を履修する強固な意志と計画的な努力が求められます。必要単位数が多い場合は、3年間の在学が必要となることがあります。2 ▶ 学 位 本研究科に2年以上在学し、障害児教育専攻では30単位以上を、教科教育実践専攻では32単位以上を修得し、修士論文を提出してその審査及び最終試験に合格した人に、修士(教育学)の学位を授与します。ただし、優れた研究業績を上げたと本研究科が認めたときは、1年以上の在学で足りるものとします。障害児教育障害児教育専修専修・コース免許状の種類 (教科又は特別支援教育領域)文化・社会コース自然・情報コース芸術・表現コース生活・体育コース専 攻教科教育実践 幼稚園教諭専修免許状 小学校教諭専修免許状  中学校教諭専修免許状  (国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語) 高等学校教諭専修免許状  (国語、地理歴史、公民、数学、理科、音楽、美術、保健体育、家庭、   工業、英語)3 ▶ 教育職員免許状の取得 幼稚園教諭、小学校教諭、中学校教諭または高等学校教諭の一種免許状を所有する人は、本研究科において所定の単位を修得することにより、それぞれの専修免許状を取得することができます。 特別支援学校教諭専修免許状  (聴覚障害者、知的障害者、肢体不自由者、病弱者)

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