群馬大学大学院 医学系研究科生命医科学専攻 入学案内2018
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5Graduate School of Medicine「医学物理コース」について 群馬大学では、先進的な放射線治療として高エネルギー炭素線を用いた「重粒子線治療」やX線を用いた「IMRT」などの高度先進医療を推進しています。これらの放射線治療には、先進的な技術を発展・継承させていく医学物理の研究者や臨床現場で活躍する医学物理士の人材が不可欠です。 群馬大学では、生命医科学専攻(修士課程)に特別コースとして「医学物理コース」を設置し、臨床現場で活躍する医学物理士の養成や医学物理学の発展に寄与する研究者の養成を目指しています。群馬大学は、2014年度から医学物理士認定機構(以下機構)の認定する医学物理教育コース認定校に指定され、医学物理コース在学中に、機構の行う医学物理士認定試験の受験資格*が与えられ、医学物理士認定に関しても経験年数の短縮が認められています(*詳細は機構のホームページ等を参照)。 医学物理コースの履修者は、「国際協力型 先端医療医学物理学 指導者コース」(文部科学省がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン)を選択することができます。このコースでは、筑波大学、群馬県立県民健康科学大学、茨城県立医療大学等と協力して作成するe-learningシステムによる授業を受けることができます。 この医学物理コースでは、理工系学部を修了した学生や放射線技術系学部その他を修了した学生など、多岐にわたる学生を積極的に受け入れます。本大学院での医学物理科目の修得には力学などの上記※2の基礎科目の修得が前提となります。したがって、本専攻入学以前の教育機関において前提となる基礎科目(相当する科目を含む)の単位を取得していない場合には e-learning システムを利用しての単位取得を課します。医学物理コースの教育科目※1 必修科目※2 以下の趣旨により、選択必修としています。 基礎科目放射線基礎物理学情報処理学・画像工学放射線腫瘍・診断学・核医学放射線生物学放射線関連法規および勧告医用加速器工学力学電磁気学解剖学生理学病理学量子力学物理数学実践科目保健物理・放射線防護学放射線診断・核医学物理学放射線治療物理学放射線計測学医学物理演習医学物理実習重粒子線治療講義単 位2122112211111※1※1※1※1※1※1※2※2※2※2※2※2※2単 位2222112コース紹介

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