群馬大学医学部 入学案内2018
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22検査技術科学専攻基礎検査学   安部 由美子 准教授種々の細胞で様々な作用を発揮している増殖因子アクチビンとインヒビン、及びアクチビンの結合蛋白質フォリスタチンの作用と産生調節機序を研究しています。インヒビンとアクチビンには複数の分子種が存在するため、分子種に特異的な測定法も開発しています。検査技術科学専攻基礎検査学   時田 佳治 助教生体内では恒常的に産生される種々の活性分子種(酸素や窒素や硫黄)の恒常性維持や生活習慣病発症の機序という基礎と、健診データをもとにした疾患発症リスク因子の解析という臨床の両面から新規マーカーの探索や生活習慣予防のための生活や食習慣を明らかにしていきます。検査技術科学専攻基礎検査学   鬼塚 陽子 助教感染症の中で、特に寄生虫症に着目し研究しています。寄生原虫は、どのようなメカニズムで感染し、症状を引き起こすのか、ヒトと寄生虫との相互作用を、分子生物学的及び細胞生物学的手法を用いて解析し、迅速診断や感染予防に役立てたいと考えています。検査技術科学専攻基礎検査学   茂原 美穂 助教神経疾患についての研究を培養細胞を用いて行っています。治療に繋がる研究を目指しています。検査技術科学専攻基礎検査学   笠松 哲光 助教白血病などの血液疾患を対象として分子生物学的・免疫学的技術を用いた研究を行っています。疾患と宿主との関係を解明し、新しい検査法や診断法の開発を目指しています。http://ketsuken-gunma.kenkyuukai.jp/special/?id=16646 検査技術科学専攻応用検査学   横山 知行 教授心電図、肺機能、超音波、MRI、脳波などの生理機能検査を担当しています。現場のニーズに十分に応えられる臨床検査技師を目指すとともに、呼吸循環器に関する分子生物学から生理学までの幅広い研究を行っています。検査技術科学専攻応用検査学   村上 博和 教授当研究室では、血液疾患、特に血液腫瘍の検査・診断法の開発を目的に基礎研究をしています。主に遺伝子学的技術や免疫学的技術を用いて研究をしています。この他、骨髄腫という血液腫瘍の日本のみならず、国際的治療研究グループにも参加しています。http://ketsuken-gunma.kenkyuukai.jp/special/?id=16646 検査技術科学専攻応用検査学   嶋田 淳子 教授当研究室では国際的感染症であるマラリアやトリパノソーマを対象として分子生物学的研究を行っています。これらの病原体感染による宿主応答などについて分子レベル、細胞レベルで解析し、薬剤開発の研究も進めています。検査技術科学専攻応用検査学   吉田 朋美 准教授患者さんから採取された細胞を顕微鏡で観察し、良性・悪性の鑑別、病気の判定まで行う「細胞診断」のスペシャリストを目指す学生でいっぱいです。また細胞材料を用い、早期診断に貢献できるような研究も行い、国内・外の学会発表も盛んに行っています。検査技術科学専攻応用検査学   齋藤 貴之 教授専門は血液を中心とした腫瘍学です。研究は、分子生物学的アプローチにより疾患と宿主の関連を同定することを試みています。臨床の現場に役立つ研究を目指します。http://ketsuken-gunma.kenkyuukai.jp/special/?id=16646 検査技術科学専攻応用検査学   松本 竹久 講師病原細菌の同定検査や薬剤感受性検査などの臨床微生物検査を担当しています。当研究室では病原細菌を対象として、分子生物学的アプローチによる栄養要求性に関する研究や、新しい細菌培養法、細菌検査法の開発を目指した研究に取り組んでいます。検査技術科学専攻応用検査学   小林 さやか 助教専門は病理組織・細胞診断学で、学部教育では標本作成技術や細胞診断学の実習を担当しています。また患者さんから採取された組織材料から、免疫染色を用いて発がんやがんの進展に関与する蛋白を検索し、肺がんや子宮体がんにどのように関与しているか研究しています。理学療法学専攻基礎理学療法学 臼田 滋 教授基本的動作能力について、三次元動作解析装置などを用いた基礎的な研究や臨床で使用できる評価尺度の開発を研究しています。また、高齢者の健康関連体力や転倒、介護負担感、社会参加などに関する調査研究にも取り組んでいます。理学療法学専攻基礎理学療法学 朝倉 智之 助教臨床では中枢神経疾患の患者さんを中心に担当しています。教育については附属病院での臨床実習のコーディネート等で学生と関わっています。また研究活動として、三次元動作解析装置を用い健常者および患者の動作分析を行っています。理学療法学専攻総合理学療法学 渡邊 秀臣 教授運動器の病気や外傷、スポーツ障害に対して最新の診断法や治療法の研究を行い、またチーム医療教育の成果について研究をしています。治療面では手術療法と術前、術後の理学療法を包括的に活用する運動器機能回復治療の研究をしています。理学療法学専攻総合理学療法学 坂本 雅昭 教授研究室では、1)スポーツ外傷・障害の理学療法、2)中・高齢者及び障害者の健康評価と健康づくり、3)アスレティックリハビリテーションなどに関する研究を行っています。また、県内中学・高校サッカー、バスケットボール、野球大会等での理学療法サポートを行っています。検査技術科学専攻基礎検査学   中村 和裕 教授たんぱくが異常に折りたたまれ、その結果として神経細胞が障害を受ける脳の病気の研究をしています。生化学的な手法に加えて、工学的なアプローチによる治療戦略を考えています。検査技術科学専攻応用検査学   松井 弘樹 講師肥満や糖尿病が虚血性心疾患や動脈硬化、呼吸器疾患などに及ぼすリスクについて、ヒト、動物、細胞など様々な対象から分子レベルによる解析と、超音波検査やCT検査などの画像解析を合わせて検討することで、生活習慣病の予防へ向けた研究をしております。検査技術科学専攻応用検査学   後藤 七海 助教ゲノム情報を守るのに重要な「DNA修復」と免疫担当細胞を制御する「サイトカイン」、「ケモカイン」を中心に研究しています。血液系のがんや自己免疫疾患との関連を解明し、新しい検査・治療戦略に繋げることを目指しています。http://ketsuken-gunma.kenkyuukai.jp/special/?id=16646理学療法学専攻基礎理学療法学 佐藤 江奈 助教解剖学実習、臨床理学療法学実習、チームワーク実習などを担当しています。研究は変形性股関節症に対する装具療法を進めています。今後は、地域理学療法や多職種連携にも関わり、教育、研究を進めてゆきたいと考えています。検査技術科学専攻応用検査学   齊尾 征直 教授授業では病理学を教え、細胞検査士養成コースも担当します。「細胞の核形態の変化の仕組みの探求」「病理組織検体における画像解析法の応用」などが研究テーマです。着任1年目の新米です。皆さんが楽しく深く学べるよう頑張ります。よろしくお願い致します。

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