群馬大学医学部 入学案内2018
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23理学療法学専攻総合理学療法学 山路 雄彦 准教授臨床では主に切断者や肩関節疾患を担当し、教育では補装具(義肢や装具)、臨床運動学、生理学実習、臨床実習などを担当しています。研究では、生理的振戦をはじめとした生体信号解析や三次元動作解析装置による歩行やスポーツ動作の解析を行っています。理学療法学専攻総合理学療法学 山上 徹也 准教授地域リハや介護予防を専門としています。特に研究では認知症高齢者に対するリハの評価方法や介入効果を研究しています。障がいの有無に関わらず、すべての人が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる地域作りにリハの視点で取り組んでいます。理学療法学専攻総合理学療法学 久留利 菜菜 助教呼吸・循環・代謝に関連する内部障害のリハビリテーションやNCDs(Non Communicable Diseases)の分野に興味があり、学部では主にPBLIIIで内部障害分野の理学療法を担当し、呼気代謝測定装置等を使った運動指標や予防についての研究を検討しています。また、学生のアメリカ研修の担当など国際保健の分野でも活動しています。作業療法学専攻基礎作業療法学 三井 真一 教授遺伝子操作マウスを用いて精神発達障害の病態や発症機構に関する研究を行っています。また、夫婦や家族の絆が損傷神経の回復に及ぼす影響についても分子・細胞レベルで研究しています。これらの成果は精神疾患や神経再生の診断治療法開発の基盤となります。作業療法学専攻基礎作業療法学 菊地 千一郎 教授専門は臨床精神医学です。脳機能イメージングを用いた認知神経科学研究を行っています。研究を通じて、よりよい治療法の開発につなげていきたいと思っています。国家試験に合格するだけではなく、後の臨床に役立つような精神医学の授業を心がけています。作業療法学専攻基礎作業療法学 池澤 麻衣子 助教細胞内の膜小胞輸送に関与するタンパク質について、その局在や機能の解明をテーマに、研究を進めています。主に、マウスの各臓器や培養細胞を用いて、実験を行っています。作業療法学専攻基礎作業療法学 下田 佳央莉 助教注意などの認知機能を高める、効果的な作業療法の実践を目的に、脳機能計測装置などを用いた研究を行っています。加えて、がん患者さんにおける作業療法の役割についても、探究し始めた所です。主な担当授業は、チームワーク実習です。作業療法学専攻心身障害作業療法学 今井 忠則 准教授学部では、精神保健・メンタルヘルス領域における作業療法の専門科目を主に担当しています。大学院では作業療法理論、作業科学に関する講義を担当しています。作業参加と健康・well-beingとの関連を実証的に明らかにするべく調査研究に取り組んでいます。医療基礎学医療基礎学   吉田 亨 教授地域保健活動に不可欠な健康教育とヘルスプロモーションについて研究しています。住民(当事者)参加による保健福祉のまちづくりに特に関心があり、大学院では地域健康推進学を担当しています。医療基礎学医療基礎学   林 邦彦 教授医療従事者からなる大規模女性コホート研究(JNHS)で、日常生活や保健医療習慣がどのように健康に影響を与えるかを、経時的に調査しています。また、子宮内膜症患者コホート研究(JEMS)など、集団を対象とした疫学という研究法で予防や治療の評価を行っています。医療基礎学医療基礎学   川島 智幸 准教授専門は応用言語学です。国際英語論や非母語話者が話す英語と接することで、日本人英語学習者の英語を話す自信や国際的志向性、英語力の自己評価がどう変わるかを研究しています。また、効果的なスピーキングやライティングの学習法に関する研究にも取り組んでいます。医療基礎学医療基礎学   村田 祥子 准教授心理学の立場から、行動指標・生理指標を用いて人間の適応過程に接近を試みています。適応過程には学習機構が深く関わると捉え、主要な課題として記憶、学習の領域を位置づけています。医療基礎学医療基礎学   大西 浩史 教授生体制御に関わる細胞シグナルの分子メカニズムと機能について、中枢神経系や生体のストレス応答を対象とした基礎研究を行っています。生命システムの姿を明らかにすることで、より健康で安全な暮らしの基礎を形づくることを目指します。医療基礎学医療基礎学   豊村 暁 講師脳波(EEG)や機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて、ヒトの運動制御に関する神経科学研究を行っています。特に「吃音(きつおん)」を調べています。事象関連電位、ニューロフィードバック、情動と視線行動などを現在の計測テーマとしています。医療基礎学医療基礎学   上宮 英之 講師原始的な昆虫類が、どのような発生をするかを調べて、それを元に昆虫を含む節足動物がどのように進化してきたのかということを研究しています。担当授業科目は、生物学Ⅰ、情報、昆虫の科学、動物の分類と進化、虫の名前を調べてみようです。作業療法学専攻心身障害作業療法学 十枝 はるか 講師発達障害の2次障害の予防につなが る早期支援の在り方について研究し ています。発達障害をもつ子どもが薬 物療法といった医療の対象となる前 に、適切な保育・教育環境による発 達支援を提供する地域社会の構築に、 作業療法士だからこそ貢献できると 考えています。理学療法学専攻総合理学療法学 中澤 理恵 助教症例基盤型実習Ⅱなどの運動器系の授業の実習を担当しています。また、成長期(特に中学生年代)のスポーツ傷害予防に関する研究を中心に行い、県内中学・高校サッカー及び高校野球大会など、スポーツ現場での理学療法サポートにも取り組んでいます。作業療法学専攻基礎作業療法学 李 範爽 教授学部教育では作業療法の中でも主に身体障害領域の講義・実習を担当しています。また、脳機能画像法や運動生理学的手法を用いて、日常生活を営む上で必要な、感覚、認知、運動機能について研究しています。作業療法学専攻心身障害作業療法学 山崎 恒夫 教授専門は臨床神経学で、主として細胞生物学的アプローチを用いた認知症の研究を行っています。今後は認知症によって生じる高次脳機能障害の分野にも研究のフィールドを広げようと考えています。作業療法学専攻心身障害作業療法学 土屋 謙仕 助教専門領域は身体障害の作業療法で、人間らしく生きる権利の回復、全ての人が自分らしく生活できるように取り組んでいます。また、脳卒中後抑うつ状態、認知症者のリハビリテーション、ライフスタイルと認知機能に関する研究に携わっています。医療基礎学医療基礎学   大庭 志野 教授食生活や喫煙等が、生活習慣病の発症や死亡のリスクにどのような影響を及ぼしているか、疫学的な解析を行っています。また、疾病予防の知識の普及と行動変容の過程について研究しています。疫学方法論と生物統計学の保健専門職への普及に務めています。

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