群馬大学医学部 入学案内2018
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29精神科領域への興味と人との関わりを考慮して決めた作業療法士 高校時代から医療に興味がありました。中でも精神科領域に関心があったことや、人と関わる職業に就きたいと思っていたことで、作業療法士(OT)になろうと思いました。姉が本学の作業療法学専攻に通っていて、とても楽しそうだったことにも影響されました。自分が大学生になってみると、傍で見ているよりずっとずっと楽しい! 専攻は穏やかな人ばかりで、実習や実技で関わるうちにじわじわ仲良くなっています。その緩やかさ加減も私には心地よく、気に入っています。サークルは医学部軽音楽部で、いろいろな専攻や科の先輩や友達ができました。月1回のライブに向けて練習をしたり、頑張った後にみんなで食事をしたり。恵まれた人間関係の中、本当に楽しく満ち足りた毎日を送っています。実習でOTの責任を実感。患者さんにとって話しやすいOTが夢 もともと精神科領域の勉強がしたかったので「精神医学」や「神経内科学」の講義は特に面白いですね。2年生の見学実習では、希望が叶って精神病院へ。患者さんがOTを信頼している様子がよく分かったし、患者さんとOTは、「人」と「人」であって、自分の積んだ経験が反映される仕事だということも分かりました。実習中は、患者さんへの声掛けのタイミングや記録の書き方など、納得いくようにできず、悔しい思いをしました。また、OTの働きかけによって、将来の夢を語るまでに回復した患者さんがいらっしゃると聞き、OTは患者さんの人生に影響を与えるほど責任のある仕事なんだ、と気が引き締まる思いがしました。実習に行ったことで「やるべきこと」もイメージし易くなりました。自分の学びが、患者さんに影響を与えることがよく分かったので、以前にも増して講義に身が入るようになりました。活躍できる場が多岐に及ぶOT。卒業後は、患者さんが心を割って話せるOTになりたいと思っています。受験勉強がうまくいかないときは… 受験勉強は先が見えず、心が折れそうになるときもあると思います。その先には、きっと良いことが待っています。未来に目を向ければきっと乗り越えられます。大丈夫!興味のあることを存分に学べる充実感さまざまな専攻や科が混ざり合うサークルも楽しい吉澤 友菜 さん● 医学部保健学科作業療法学専攻3年● 群馬県立沼田女子高等学校 出身保健学科作業療法学専攻 私たちの大学生活   群馬大学医学部の学びの現場にいる先輩たちが、待っている。Yoshizawa YuunaTime Table1整形外科学Ⅱ2作業療法評価学実習3老年期障害作業治療学Ⅰ神経内科学Ⅱ身体障害作業治療学Ⅰ4lunch timeランチ5地域作業療法学概論/各論総合能力評価学精神障害作業治療学Ⅰチームワーク実習67日常生活活動学作業治療学実習発達障害作業治療学Ⅰ8日常生活活動学実習9精神医学Ⅲ10after schoolアルバイト部活月火水木金

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