群馬大学理工学部・大学院理工学府 案内 2018
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主な教育科目 本学科は、原子や分子のナノ・ミクロサイズから毎日の生活で出合うような大きさの材料まで、さまざまな機能性材料や生体物質などの多種多様な化学物質について研究しています。また、物質科学・生物科学に関する基礎から応用までの知識と最先端の技術を修得するための教育を行っています。本学科では、これらの研究と教育を通して、化学に関する知識・理論を基盤として、物質の構成原理と物性の解明、新規反応の開発に基づく機能材料の創製、生命現象に関わる生理活性物質の機能解明を中心とした幅広い理工学分野において、国際社会で活躍できる技術者・研究者を育てています。化学・生物化学原論Ⅰ化学・生物化学原論Ⅱ化学・生物化学基礎Ⅰ化学・生物化学基礎Ⅱ化学・生物化学基礎Ⅲ化学・生物化学基礎Ⅳ化学・生物化学演習Ⅰ化学・生物化学演習Ⅱ化学・生物化学演習Ⅲ化学・生物化学演習Ⅳ分析化学Ⅰ分析化学Ⅱ無機化学Ⅰ無機化学Ⅱ固体化学無機物性化学物理化学Ⅰ物理化学Ⅱ構造化学電気化学物性物理化学分子分光学高分子化学Ⅰ高分子化学Ⅱ有機化学Ⅰ有機化学Ⅱ有機反応化学有機構造化学生物有機化学生化学構造生物学化学生物学微生物学分子生物学細胞生物学生理学生物物理学化学・生物化学実験Ⅰ化学・生物化学実験Ⅱ化学・生物化学実験Ⅲ化学・生物化学実験Ⅳ情報化学安全工学品質管理工業化学概論専門英語Ⅰ専門英語Ⅱ専門英語演習卒業研究多種多様な化学物質の研究分野その国際的フィールドで活躍できる人材を育成します化学・生物化学実験Ⅳ化学・生物化学実験I、II、IIIで修得した実験に関する基本的な操作手法を基に、より高度な実験手法・技術を身に付けるために、有機化学、物理化学、無機化学、生物化学実験を行います。これらの実験を通して、講義で学んだ有機化学、物理化学、無機化学、生物化学の理解をより深めます。化学・生物化学演習Ⅲ化学・生物化学基礎Ⅲ、有機化学ⅠおよびⅡの講義内容に対する理解を深め、有機化学を体系的に考えて理解できるようになることを目標として、有機化学の代表的な分野の問題を演習します。概要の説明と導入から始め、構造式・オクテット則・形式電荷の考え方と表し方、共鳴・電子シフトとその記述法、酸性度などについて実際に演習を行います。生化学細胞分裂や筋肉の収縮など、全ての生命活動にはエネルギーが必要で、それらのほとんどはATPという化合物によって供給されます。生化学では、ATP生産に関わる生体内での様々な生化学反応とそれらを触媒する酵素について詳しく学びます。また、酵素などのタンパク質がどのように生体内で生産されるかということについても、分子生物学的観点から説明します。無機化学Ⅰ酸化還元・酸塩基などの溶液中の「反応」、二原子分子をはじめとする分子の「結合やエネルギー」について学びます。「反応」や「結合論」は高校でも勉強すると思いますが、大学では、熱力学や量子論に立脚した学問体系に基づいて本質を理解します。様々な応用につながる基礎を固めます。科目Pickup

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