群馬大学理工学部・大学院理工学府 案内 2018
31/68
主な教育科目 電子情報理工学科は、著しい進歩を遂げているエレクトロニクスや情報科学の教育研究に対応するために、平成25年度電気電子工学科と情報工学科が融合してできた新しい学科です。 コンピュータ、情報通信、マルチメディア、医療機器、電子デバイス、ハイブリットカー、太陽電池など、私たちの日常生活のあらゆるところでエレクトロニクスや情報システムは欠かせないものになっています。これらの技術は安全、安心、省エネルギーな社会を築くために今後さらに発展していく夢のある分野です。その基礎をなすのが電子情報理工学です。今、社会では、エレクトロニクスと情報科学に関する最先端の知識や技術を身に付け、それを自分の強みとして従来にない全く新しい技術や知識を生み出せる優秀な人材が求められています。本学科では、このために数学、物理、語学などの基礎、エレクトロニクスや情報科学についての広汎な知識、さらに最先端技術の習得ができる学科です。基礎電子情報理工学Ⅰ・Ⅱ制御工学電磁気学演習電子回路設計電子デバイス工学プラズマエレクトロニクス動的回路解析プログラミング演習Ⅰ・Ⅱ確率統計演習デジタルシステム設計データ構造ネットワークプログラミング人工知能プログラミング言語I・II・III・IV画像処理電気回路Ⅰ・Ⅱ集積回路システム工学半導体工学光工学電子物理計測ソフトウェア演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ離散数学Ⅰ・Ⅱ計算機システムⅠ・Ⅱ形式言語とオートマトンコンピュータネットワークソフトウェア工学情報通信工学電気電子工学実験Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ電気回路演習Ⅰ・Ⅱ高周波回路工学発変電工学光回路工学計算機工学情報科学実験Ⅰ・Ⅱ確率統計Ⅰ・Ⅱプログラミング言語処理系オペレーティングシステムデータベースシステム情報理論電磁気学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ電子回路Ⅰ・Ⅱ電子物性工学Ⅰ・Ⅱ電気機器ディジタル信号処理画像工学離散数学演習論理設計アルゴリズムⅠ・Ⅱコンピュータセキュリティオペレーションズリサーチ情報科学特別講義Ⅰ・Ⅱ電気電子工学と情報科学で未来を設計できるような人材を育成します電気電子工学実験Ⅲ電気電子工学実験Ⅲでは、情報通信技術の基盤となるアナログ電子回路やディジタル信号信号処理等に関する実験課題を準備しています。電子回路の製作はもちろんのこと、シミュレータを活用した電子回路設計や信号解析等の基本操作を実践的に修得するとともに、実体験を通じて講義内容をより深く理解することを目的としています。制御工学制御工学は、産業界のみならず最近話題の自動運転や介護ロボットなど幅広い分野で利用される理工学の基礎理論の一つです。本科目では、フィードバック制御の考え方から制御系の設計まで、高校の数学や物理を駆使して実例を交えて学んでいきます。情報科学実験Ⅱコンピューターがどのように動作しているかを理解するために、教育用に作られたコンピューター上でプログラムを実行し、その動きを観察します。また小さなプロセッサを自分で作成し、その設計と基本原理を理解します。アルゴリズムⅠアルゴリズムとは、計算の手順です。ソフトウェアの大まかな設計図です。良いアルゴリズムを使うと、良いソフトウェアが設計できます。高速に動作するソフトウェアを設計するためのアルゴリズム技術を学びます。科目Pickup
元のページ
../index.html#31