群馬大学理工学部・大学院理工学府 案内 2018
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354太田キャンパスOta Campus 太田市街地のテクノプラザおおた内にあるキャンパスです。 周辺地域の産業上の特徴にマッチした、新技術や新製品の開発、新たな産業創出に貢献できる産学連携型研究活動を行い、産業界の発展に寄与しています。1 研究・産学連携推進機構Organization to Promote Research and University-industry Collaborationhttp://research.opric.gunma-u.ac.jp/organization(組織図のページ) 研究・産学連携推進機構は、(1)高度先端研究やプロジェクト型研究を推進するとともに、外部依頼分析への対応などにより研究成果を地域社会に還元する「高度研究推進・支援部門」、(2)ポストドクター・博士課程学生のキャリア開発支援、起業家精神に富んだ人材養成、研究支援人材育成を行う「高度人材育成部門」、(3)民間企業等との共同研究や技術相談、客員教員によるセミナーの開催、知的財産の創出と活用、大学発ベンチャーの創出を通して産学官連携を推進する「産学連携・知的財産部門」の3つの部門を置き、学術研究の一層の高度化とその成果を広く社会に還元することを目的としています。10 総合情報メディアセンター(理工学図書館/情報基盤部門)Science and Technology Library / Kiryu IT division https://www.media.gunma-u.ac.jp 総合情報メディアセンターは、本学の学習・教育・研究支援を目的とした、学術情報の収集と情報発信ならびに基盤の整備運用等のサービスを行う部局です。 図書館では、前身の桐生高等染織学校以来収集してきた染織関係資料や、時代のニーズに沿ったナノテクノロジー関係資料など、理工学関係資料を幅広く所蔵し、およそ16万冊の蔵書と6,000 タイトルの電子ジャーナルを利用できます。また、地域における情報サービスセンターとして、学外利用者への地域貢献も行っています。 情報基盤部門では、ネットワークおよび演習用端末の管理に加え、情報化統括責任者(CIO) の下に組織された「情報化推進室」と連携し、本学の情報化と情報セキュリティ体制の強化を一元的に推進しています。26 機器分析センターCenter for instrumental analysishttp://www.trcia.gunma-u.ac.jp 各種分析機器の集中管理、分析技術の研究開発、利用者への技術指導と情報提供、一般企業の方からの依頼分析、技術相談、共同研究等を担う共同利用施設であり、本学の教育と研究開発、地域産業の活性化に貢献しています。20 RI実験施設Radioisotope Laboratory 放射性同位元素(RI)は大変便利な道具として生物学・化学・医学などさまざまな分野で使われています。本RI実験施設では3H,14C,32P,35S,125I,131Iをはじめとし、多くの種類のRIを使用することが可能です。これらのRIを検出する機器としては液体シンチレーションカウンタ・γカウンタ・γ線スペクトロメータが設置されています。この施設で扱われているRIの量は少ないので万が一事故が起こっても健康に障害を起こすことはありません。さらに、実験者や学外の人たちの被ばくを検出限界以下に抑えるために、特別な空調、廃液処理システムが備えられています。2 同窓記念会館Faculty of Engineering Commemoration Hallhttp://www9.wind.ne.jp/kogyokai/ 大学理工学府および理工学部の前身である桐生高等染織学校として大正5年に竣工した建物で、平成10年に国の登録有形文化財に指定されました。本館には、工業会本部があり、講堂は学校や同窓会の行事、映画のロケ、ファッション雑誌等の撮影にも使われています。かつて、この建物で講義を受けた卒業(修了)生や、また現在の姿しか知らない学生たちにとっても、本館は永遠のシンボルとなっています。

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