群馬大学 大学案内2018
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会情報学部は、高度情報社会の諸問題を捉え、その解決策の探求を目的としています。 平成28年度に生まれ変わった新しい社会情報学部では、すべての学生がメディア、コミュニケーション、情報についてしっかり学び、研究する力やコミュニケーションスキルを身に付ける科目を履修します。高度情報社会の課題を発見し、科学的な思考と実践的な情報処理やデータの収集・分析によって、その解決策を提案できる人材を育成します。 カリキュラムは、3つのディレクションを中心に構成されています。 ディレクションとは、緩やかなコースを意味します。学生は、2年次までに自分が履修するディレクションを自由に選び、2年次からは、ディレクション必修の6科目の他、ディレクションごとに複数準備された履修モデルを参考に、自分の問題意識に応じて自由選択科目を学んでいきます。 これに加えて、選抜制の特別プログラムとして「データ解析プログラム」と「教育・社情GFLコース」があります。 「データ解析プログラム」は、高度情報社会にあふれる大量のデータを解析する基礎を身に付けるため、研究方法やデータ解析手法、情報処理スキルを集中的に学びます。「教育・社情GFLコース」は、国際交流・異文化理解につながる様々な科目を履修し、大学主催の海外短期研修や長期留学に参加したり、留学生交流会を主催したりします。 いずれかのディレクションの履修に加え、より高度で幅広い知見を身に付けることができます。 社社会情報学部ホームページ http://www.si.gunma-u.ac.jp/社会情報学部Faculty of Social and Information StudiesKey Word◦メディア◦コミュニケーション◦情報今を考え、未来を創る人になる社会情報学部長 柿本敏克 人は社会的動物です。社会を形作り、豊かな文化・高度な文明を育んできました。一方、ヒトは情報処理に長けた生物でもあり、この情報処理能力と、高度なコミュニケーション能力が社会の発展にも深く関わっています。情報社会の到来は、これら諸要素の展開した結果であり、いわば人類にとっての必然です。本学部ではこうした情報社会の特質を読み解く力を身につけるとともに、その課題を発見し解決策を提案できる次世代リーダーの養成を目指します。  この贅沢な目標を達成するため、学部のカリキュラムには沢山の工夫と仕掛けが施されています。ここで学んだ先輩たちは卒業後、公務、金融、情報通信を中心に幅広い分野で一味違う活躍をしています。 社会情報学を学び、情報社会の未来を一緒に作って行きませんか。Message from dean社会情報学を学び、情報社会の未来を一緒に作って行きませんか。入学者受入方針 アドミッション・ポリシーこのような人を求めています経済と経営メディアと文化公務と法律ディレクション1社会の仕組みや情報技術に関する基本的な知識を持つ人2科学的な考え方や基本的な分析手法を身に付けている人3思考力・表現力の基礎となる言語運用能力を身に付けている人4高度情報社会の在り方や望ましい発展に関心がある人5情報処理能力やデータの収集・分析能力を身に付けようとする人6外国語運用能力の向上と多文化の理解に関心がある人(抜粋)<入学者に求める能力・資質>26

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