群馬大学 大学案内2018
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Program of Study学修の流れ 医学と医療が自然科学の上に成り立ち、かつ社会の中で人を対象として行われるものであることを理解し、科学的知(Science)、倫理(Ethics)、技能(Skill)の3つの面(SES)にわたって生涯自己研鑽する力が付く教育1自分をふりかえり他者を思いやる心が育ち、コミュニケーションを通して相互理解を図る態度が身に付く教育2自然科学、医学、医療、人間と社会に関わる知を習得し、それを実践でいかす力が身に付く教育3新たな課題にも対応できる問題解決能力が身に付き、リサーチマインドが育つ教育4生涯にわたって社会貢献と自己研鑽に努める意欲が育つ教育教育課程編成・実施の方針 カリキュラム・ポリシーこのような教育を行います1年次・2年次 医師として基本的な素養と人間性を磨くための教養教育科目と専門前教育が中心です。医師には、問題解決の道を探求する科学者としての態度と、臨床の現場で病気を抱えた人の気持ち、その生い立ちや社会的背景までも細やかに理解する態度が不可欠です。それらの素養を身に付けるための学びです。2年次・3年次 生化学から病理学まで、医学の基礎、生命医学を学びます。基礎医学の知識や実験手技の修得を目標とした講義があり、その後本格的な専門教育がスタートします。生化学、解剖学、組織学、生理学、薬理学、法医学、微生物学、衛生学、病理学、検査医学などとともに臨床医学の基本を講義と実習を通じて学びます。3年次〜6年次 3年次後半から臨床の現場で必要とされる知識・技能・態度について講義・演習・実習を通して学びます。全国一律の共用試験合格後、Student Doctorとして附属病院や県内の協力施設でチームの一員として診療に参加し、医師となるうえで必要な総合的診療能力を身に付けます。群馬大学医学部医学科の学生は、卒業までにこのような力を身につけることを目指します。(卒業時に身につけておくべき力)A 自己省察力B 知識の獲得と知識を応用する力C コミュニケーション能力D チーム医療の中で協働する力E 基本的な総合診療能力F 地域医療の向上に貢献する能力G 医学研究を遂行する能力H 自己研鑽6年間のカリキュラムの概略(平成29年度)5年次4年次3年次2年次1年次6年次医学・医療従事者として必要な知識を身につける医学の基礎を学ぶ態度技能応用的な内容を学ぶ倫理観育成とチームのリーダーとしてふさわしい人格を問題を解決する能力を修得する基礎研究及び発表能力を医師国家試験卒業試験 臨床実習修了後OSCE共用試験CBT・OSCE身につける涵養する涵養する教養科目専門基礎科目専門臨床科目臨床実習(必修)臨床実習(選択)(希望者)MD-PhDコース知識臨床技能を医学部医学科31

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