群馬大学 大学案内2018
42/68

理工学部TOPICS理工学部座学や実習、実験を通してエンジニアとしての基礎的な知識、素養を得ることができます。 高校では理数系で物理などが好きでしたし、群馬大学理工学部にはなじみがありました。なかでも機械関係は就職に直結すると思い、やりたいことができるかな、と考え志望しました。現在研究室で学んでいるのは自動車の材料に関わることなので、将来は自動車の材料分野で開発や設計に関わる仕事に就きたいと考えています。機械系を目指している人には、総合設計製図などの授業はとても大変ですが、設計に時間をかけてじっくり学べる大学は少ないと思うので群馬大学はオススメです。先生方はとても親身に相談に乗ってくださいますし、個性的な方が多いです。群馬大学は先生との距離が近いのも魅力の一つだと思います。機械知能システム理工学科は女子学生が少ないので仲が良いのはもちろんですが、群馬大学理工学部全体では他の理系の大学に比べて女子学生も多いのではないかと思います。入学してしまえば授業も研究も男女関係無いですが。 私は大学に入ってから具体的に自動車に興味を持って目標が見えてきたので、自分の将来がはっきり決まっていない人も大学での様々な学習や活動を通して自分の未来と向き合って将来を決めて欲しいです。在 学 生Message from理工分野における特徴ある研究・開発リーダー育成 将来、企業や研究機関において、世界を舞台に活躍できる先進的研究開発リーダー(グローバルフロンティアリーダー[GFL])を育てる「医理工GFL育成コース」を医学部と連携して行っています。特に理工学部のGFL生には、最先端企業・研究所への訪問、先端研究や他分野への理解が深められる講演会、通常のカリキュラムより早い3年次からの早期研究室配属など、充実した教育環境を用意しています。世界に羽ばたく学生へ-留学支援- 理工学部ではグローバル社会において活躍できる人材を育成するため、協定校への交換留学、海外派遣プログラムなどを通じて、皆さんの海外留学をサポートしています。また、理工学部独自の「学生海外派遣支援事業奨励金」制度を創設し、経済的な支援を行うことにより、世界に羽ばたく皆さんを応援します。未来社会のための理工融合の教育と新領域の研究 現在、私たちの身のまわりに存在している、環境・エネルギー・高齢化社会などのさまざまな問題。これらは複雑に絡み合い、従来の技術では解決が困難になってきています。本学部では、理学と工学を融合した能力を身につけ、分野を超えて科学技術を理解し、革新的な技術を開発してさまざまな問題を解決できる研究者・技術者を育成します。また、他学部と連携したプロジェクト「医理工生命医科学融合医療イノベーション」では今までにない医療機器・医薬品の開発を目指し成果を挙げてきました。さらに、新技術の開発に必要な医学と理工学の総合的な知識を持つグローバル人材の養成・輩出を行う活動を続けています。目指す道が決まる。高い進学率・我が国トップの就職率 学部生、大学院生ともに就職先は、一部上場の企業を中心としており、就職率は99.0%と我が国トップクラスです。学部生は6割が大学院に進学し、大手企業や研究職としての就職を目指しています。全学科でインターンシップ(在学中にスキルアップを目的とした就業体験を行う制度)を単位化し、職業人としての意識を高めるともに、桐生キャンパスに企業等を招いての「企業合同説明会」や共同研究・技術連携に発展できるような交流の場として「企業懇談会」を開催し、企業等との情報交換の機会を設けて就職活動もサポートしています。安孫子瞳さん 理工学部 機械知能システム理工学科 4年         (群馬県立桐生高等学校出身)40

元のページ  ../index.html#42

このブックを見る