群馬大学 大学案内2018
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1カリキュラム・ポリシーを具現化するカリキュラム・マップに従った系統的な教育と、授業科目の目標・内容・教育方法・達成度(成績)評価方法等について詳述されたシラバスに基づいた教育を実施し、アクティブ・ラーニング等の学生の自主的な学修意欲を促す教育、授業時間外自己学修や学修の振り返りを促す教育等を幅広く行う。2学士課程教育においては、全学共通の教養科目、学部別科目(専門基礎科目、一部の学部で開設)、及び専門科目、加えて学部独自の教養教育科目を、互いの融合を図りながら編成する。3全学共通の教養科目は、学士力の育成の基礎となる教養基盤科目と、幅広く深い教養・総合的な判断力・豊かな人間性の涵養につながる教養育成科目の二つの科目群から構成される。個別の領域の知識を学ぶのではなく、それらを統合していく考え方の修得及び各学問分野に共通の思考・判断・表現法の修得につながる教育を行うことにより、学生が自らの教養と主体性を構築していくことを促し、また外国語も含めた汎用的技能の基盤を培い、アイデンティティの確立した知識人としての考え方ができる人材を育成する教育を行う。4専門教育を学ぶ上で必須となる基礎的知識や技能の修得を目的に、高校教育と大学における専門教育との円滑な接合を助け、その分野の基本的リテラシーについて学ぶ教育を行う。また、専門分野に関連する分野についての基礎的理解と新しいアイデアを引き出すことに役立つ知識・技能の修得を図り、専門分野の知識・理解・技能の質の更なる向上を目指す教育を展開する。5専門科目においては、次の能力の養成に向けた教育を行う。 (1)専門分野の内容、社会的意義と限界を深く理解し、他者に説明・表現できる能力  (2)専門分野に関係する諸分野についての基礎的理解があり、客観的な評価ができる能力 (3)自らの専門分野の視点から現代世界が直面する諸変化の特性・特質を理解し、生起する諸課題について探究し、課題解決に実践的に取り組んでいくことができる能力教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)<教育課程編成と教育方法>全学的な協力体制の下、教養教育と専門教育の融合を図り、幅広く深い教養、豊かな知性と感性、総合的な判断力、専門分野の基礎的能力を育成するため、学生の潜在能力を最大限引き出せる教育課程を編成し、実施します。本学の基本理念及び教育の目標を達成するために、本学の教育課程(カリキュラム)は以下の方針で編成されています。このような教育を行います群馬大学の教育ポリシー(抜粋)3

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