群馬大学大学院 教育学研究科案内 2019
15/40

13群馬大学大学院教育学研究科修士課程 修士課程1年次の大学生活 ……………………………………………………大学院では各教科の専門知識や技術を深めるとともに、理論と実践を軸とした学びを行っています。他専攻の学生と話す機会が多く、一つの問題を様々な視点から捉えることができます。教員免許取得プログラムや海外インターンなどの制度もあり、充実した日々を過ごしています。岩瀬 優太郎 大学院1年(芸術・表現コース:美術領域) 4月 入学式  ▶授業が始まり院生としての自覚を持ちます。 5月 体育祭  ▶学部生と一緒に参加して、院生の絆を深めます。 6月 前期インターンシップ開始(~7月)  ▶ 附属小で学校をフィールドとした研究に取り組みます。 7月  ▶ 研究の方向性や研究内容を振り返ります。 8月 夏休み 9月 夏休み 10月 後期インターンシップ開始(~11月)  ▶附属中に行き学校をフィールドとした研究に取り組みます。 11月  ▶ 研究の方向性や研究内容を振り返ります 12月 インターンシップ研究発表会   ▶優秀な発表内容には優秀賞が授与されます。 1月 1年の総まとめ  ▶ 修士論文の中間報告等を行います。 2月 春休み  3月 春休み   ▶ 修士論文の足りない点に気付き、翌年どのようにするか見通しを立てます。  ▶ 2年生の修士論文合同発表会に参加します。  ▶ 先輩方のご卒業をお祝いいたします。Mon美術科内容研究A(絵画)1学校の自己更新力と教師2教育法規に学ぶ教員の職務と学校経営の課題345Tue教職実践インターンシップ(大学院と附属学校の往還)美術科内容研究C(彫刻)図画工作科内容研究X美術科内容研究E(デザイン)生徒指導論WedThu授業分析論美術科特別研究Fri前期時間割Mon体育科内容研究Y1学校教育と現代社会2音楽科内容研究Y3国語科内容研究X45Tue教職実践インターンシップ(大学院と附属学校の往還)美術科教育学研究B学習指導論WedThu美術科内容研究I(美術理論及び美術史)美術科教育学研究A美術科特別研究Fri後期時間割空きコマの過ごし方について 大学院に入学して時間の使い方の重要性を痛感しました。そのため僕は大学院という環境を活かした時間の過ごし方を意識して過ごすようにしています。 例えば研究を深めるために空きコマを利用して多くの本や文献をよんだり、同級生と研究について議論したりしています。また、研究ばかりだと行き詰まってしまうので僕はバイトや作品制作、筋力トレーニング等に時間を使っています。いつかこうした経験を活かせる時が来るといいのですが…(笑)長期休みの過ごし方について 大学院生はそれぞれに研究の目標を立て、目標に向けて過ごしています。長期休みを利用して短期留学や学会に参加、授業実践を行うなど時間の使い方次第で研究をより深めることができます。 また、研究はお金がかかることがあります。僕は昨年度長期休みでまとまった時間を確保して住み込みでバイトをして、学会の参加費や交通費を工面していました。長期休みを目的意識を明確に持って過ごすことが充実した学生生活を過ごす上で大切だと感じました。インターンシップについて 大学院ならではの授業「インターンシップ」は毎週水曜日に附属小・中学校で行います。各自が設定したテーマを基に研究を行います。12月には研究発表会があり、教授や学生の前で成果を発表します。研究とはどのようなものなのか体験しながら学べる貴重な機会です。  年間スケジュール社会科内容研究Y大学院に入学してひとこと 僕は学部生からストレートで大学院に進学しました。大学院では現職や他専攻の院生と話し合う機会が多く設けられています。そのため大学院に進学して専門分野以外の視点から教育を考えることを意識でき、より広い視野で専門分野を深められるようになりました。

元のページ  ../index.html#15

このブックを見る